2010年12月

2010年12月31日

今年も有り難う御座いました。4

昨日で、平成22年の株式会社小出ロール鐵工所の通常営業を、終了致しました。

また来年は、1月4日より、通常営業を行います。


今年一年間は、弊社にとって、多くの出来事がありました。

6月の、新設大型NC旋盤の本格稼働を皮切りに、多くの出来事を、社員一同で対処した一年間だったと思います。

この厳しい経済環境の中、なんとか前進が出来た事は、お客様皆様と多くの関係各社並びに、私と志を同じくする全社員のおかげだと、この場をお借りして、御礼申し上げます。

まだまた弊社は、技術的にも組織的にも未熟な会社ではありますが、徐々にではありますが、社長就任後のこの四年間で、変化の兆しが見えて来た様に思えます。

中期計画メンバーや志を共にする多くの社員達が、この厳しい時代を乗り切る為、以前の弊社を変革するように、努力しています。

そんな社員達と共に、来年平成23年を、変化にとんだ一年間にして行こうと、強く思っています。

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2010年12月24日

同質性の社会3

よく病院などに置いてあるフリーマガジンに、『ロハス・メディカル』と言う雑誌がある。

皆さんの中でも、読んだ事がある方もいるとは思いますが、読んだ事の無い方は、一度読んで見て下さい。
病気の事や、医療の知らされていない実態が、分かりやすく載ってます。

今回は、社会の中の医療と言うエッセイの中で、医師の先生の言葉に、とても衝撃を受けたので、皆さんにご紹介します。

その先生は、1981年に留学を終え帰国した我が国の3つの現状に、カルチャーショックを受けた。

1つは、日本社会は、同質性の社会であると言う事。
2つ目は、組織経営、運営のマネジメントの欠如。

3つ目は、判断に関して、論理性が欠如していた。

この3点の中で、私は特に1つ目の、日本社会は、同質性の社会と言う事に、もっともだなと、共感したのです。

筆者が言う、同質性とは、違いを認めない体質であり、すべて一律に同じはずであると言う前提を持っている事。
この事を、『公平』と言う言葉で表す。

良いものを良いとせず、良いものが伸びることを阻害し、他方、悪いものを悪いとしないで、それらの存続を黙認することだと。

そして、多様性を排除してしまうことは、評価を受け入れないことでもあると。
今の社会を、的確に表現している。

最近、これに近い考え方を、自民党の片山さつきさんが、テレビで言っていた。

ビジネスの世界での一番の基本は、競争であり、全ての事に、均一はなく、そうなって行こうとしている、逆行した今の社会主義的風潮は、受け入れる事が出来ないのです。

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2010年12月15日

物づくりをするうえで3

常に、失敗と成功の繰り返しであるが、時として、ある事が、原因で失敗となる事がある。

人間の思考の中でも、一番たちが悪く、一番起こりやすい事である。

それは、思い込みである。
思い込みが、全て悪くはないが、真実を突き詰め様とする思い込みと、単純に、自身からの驕りから涌き出て来る、基本を見失った、思い込みとの違いだ。

結果を結果として、冷静に検証出来てこそ、その失敗が、成長の糧となる事に、気が付いて欲しいものです。

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2010年12月13日

いきいき酵素くん。

先週末、我家に到着した『いきいき酵素くん』。

これは?なんだ?と思われるでしょうが、とても画期的なジューサーなのです。

そこいらのジューサーと全然違うのです。

このところ、メディアやネットそして、家電芸人さんまでもが絶賛する商品。

なによりの特徴は、低速圧縮搾りジューサーであると言うこと。

従来のジューサーの多くは、高速で回転し遠心力で搾るタイプなので、これによる摩擦熱によって、食材の生きている酵素が死んでしまい、酸化が早くなり、ビタミン自体も壊れやすくなってしまいます。

しかし、この『いきいき酵素くん』は、低速圧縮搾りなので、手搾り感覚の優れものなのです。

石臼搾り感覚で実際飲んでみると、ジュース自体の味が、食材自体の濃さを前面に感じる事に、ビックリします。

ほんとに、身体に効いている感じなのです。


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ちなみに、画像は、左から搾りかす、右からジュースが出ています。

今回の食材は、人参+ターサイ+キャベツ+柿+生姜+レモンのミックスジュースです。

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2010年12月08日

法人減税の裏には。2

今朝の日経を読んで、愕然とした。

菅首相が、法人課税の実効税率を5%引き下げる方向で、野田財務相に指示したと。

ダメ首相も良い事もするなと思っていたら、じっくり新聞記事を読んで、愕然とした。

5%引き下げ分の財源である、1兆5千億円の財源捻出には、多くの問題があった。

野田財務相が、「要請する側も汗をかいてもらわないと困る」と、考えを述べていたらしい。

その財源確保には、減価償却制度の縮小・研究開発減税の縮小・欠損金の繰越控除の更なる縮小などを振替えてあてる考えみたいである。

これじゃ日本の企業、特に今世界から遅れをとっている製造業の競争力は、急速に失墜してしまい、企業力を低下させ、景気浮揚など到底復活出来ずに、雇用確保など到底出来なくなる事を、この左旋回政府の面々は、理解出来ているのだろうか?

それと、相続の基礎控除縮小による増税分を、子ども手当の財源案にする事まで考えているらしい。

景気が回復して、経済が活性化していない社会が、子どもの教育・成長にとってこんな不幸な事は無いと思うのです。

雇用、雇用と声高々に、子ども、子どもと耳障りな事ばかり言う政府には、うんざりである。






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2010年12月03日

最近読んだ本64。3

今回の本は、このブログでも紹介した著者である、佐々木常夫さんの『働く君に贈る25の言葉』WAVE出版です。

東レ出身の筆者が、これまでのビジネスの世界で培ってきた大切な事を、新社会人となった甥に宛てた手紙と言う形で、若いビジネスマンへのメッセージを発信している。

筆者は、自閉症の長男そして、三度に及ぶ妻の自殺未遂など、多くの苦境を受け止め、この厳しいビジネスの世界で生き抜いてきた。

尊敬出来るなんて、おこがましくて到底言えない。

その筆者の言葉で、『運命を引き受けなさい。それが、生きるということです。』

この25の言葉の一つ一つの意味は、常日頃、私も実感し感じている事であり、多くの当社の社員には、是非とも呼んでもらいたいものです。




働く君に贈る25の言葉
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