2012年09月

2012年09月26日

最近読んだ本93。4

かなり前に読んでいた本で、アップ忘れていたので。

今回の本は、『ヴェトナム新時代』坪井善明著 岩波新書です。

この本は、以前お客さんと会食をした際に、ベトナムに興味を持っているなら是非読んで見なさいと勧められた本です。

ベトナムには、15年近く前に一度だけGWを利用して、一人旅で訪れた事がありました。

当時の日本は、バブル崩壊後の不況期の中にあり、自分自身が営業職から工場勤務に異動し、仕事量の薄さに毎日の操業確保をどうしたらいいかと悩みぬいていた時、先輩の助言で、今ベトナムの復興状況は、戦後復興時の日本の様に人々の目が輝いていて、そのエネルギーとパワーを自分の眼で見て肌で感じれば、当時の日本の不況なんて小さく感じると言われたのがきっかけでした。

今と違って当時は、ライフラインもまだまだの状態であって、ただ痩せた人達のギョロっとした目には、パワーを感じたのでした。

それ以来、とても気になっていた国であり、現在はタイに並び日系企業の進出やチャイナリスクからの移転で、経済発展の目覚しい国となっている。

この本は、ベトナム戦争の後遺症を抱えながら、そして共産主義一党独裁の政治の中での社会主義市場経済、そして国民性が判り易く書かれています。

やはりどこの国もそうだが、異国の真実の国民性や思考性や時流に合った観察眼の知識を持つ事が、今後かかわり深くなるであろうベトナムの本性を知る事となるのです。




ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索 (岩波新書)
ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索 (岩波新書)
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2012年09月12日

IMTS2012。

月曜日から開催の、シカゴIMTS2012に来ています。

会場は広大な敷地面積を誇り、1日では周りきれません。

会場内は、ほとんどアメリカ人でアジア系はコリアンとチャイニーズがほとんどで、見学に来ている日本人は、出展者以外はあまり見あたりませんでした。


出展メーカーの人が言うには、航空機関連や医療器関連の関連メーカーの方々が多く来場しているらしい。


日本にいると、アメリカの景気は悪く、工業は斜陽化されいると聞いていたが、実際来て見ると、そんな感じを受けられない。


この広大な国土と日本の三倍の人口を誇るアメリカでは、生活に関した全てに工業が紐付けられている。


展示会場では、私達日本人が知らない中小メーカーが無数に現実に存在しており、それから考えたら、それらのメーカーを必要とする産業があると言う事だ。

やはり、何事も実際自分の眼で見て、肌で感じてみなくては、本当の事には近付く事は出来ないと思った。

今アジアASEAN諸国を、どうしても重要視してしまうが、北米の底力の復活も少しは期待出来るのではないでしょうか。


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2012年09月07日

創立記念式典。5

今日、創立記念式典と上期業績報告会を行いました。

正式には9月11日なのですが、私の出張の関係から急遽早めて開催した。

永年勤続表彰は、15年2名と30年2名でした。

その後、上期業績報告会に入り、先ずはスクリーンにアメリカとドイツの類似業者の会社PR用ユーチューブを上映し、見てもらった。

上映中、社員の顔を見ていると、誰もが真剣な眼差しで食い入るように凝視していた。

私も最初はビックリした。

世界には、とんでもない会社があるものだと。

その後上期業績報告をし、2年後の創業100周年に向けてそれまでの2年間何をすべきか、2年後に会社として何をするのか、そしてその100周年以降我々が何に向かって行くべきなのかを、熱い鋼の様に話をしたのです。

今回は、事前に何を話そうかとか、ペーパーを用意する事をあえてせずに、この瞬間の空気感と緊張感の中で、その場で私が肌で感じた状態で、自然と話をしていこうと思い、話しをしたのでした。

話し終えた後は、全従業員が全員この瞬間に、意識の共有が出来たと感じました。

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