2013年07月

2013年07月28日

働く原点!

昨日、自分の働く原点の場所に35年振りに訪ねてみた。

経営者の息子として育った私は、あまり苦労がなく何せすに平々凡々と若い頃は育て上げられたと、殆どの人は言う。

自分の苦労話を懐古的に話すほど、おめでたいアホでもないのですが、私のアルバイトの話はしても良いかと思う。

私は、働く事が出来る最小年齢から、大学を卒業するまでの全ての長期休みと可能な日は、アルバイトに精を出していた。

その分、今では後悔しているが、勉学は疎かになったのだが。

そんな初めてのアルバイトが、お寿司屋さんでした。

当時もこどものような小さな身体で、寿司屋の白い仕事着を着て、大きなおかもちを持って、自転車で出前と洗い物をしにていた。

当時の大将は、独立したてでまだ新婚だったらしい。

そんな初アルバイトの小僧だある私に、仕事についてや礼儀を教えてくれた。

女将さんは、あまり体力のなく出来損ないの私にも、優しく指導してくれたのです。

そんなご夫婦の気づかいや、賄いで食べさせてもらったちらし寿司など、今では思い出を通り越して原点です。

そんな思い出のあるお店に、昨日35年振りに行ったのです。

カウンターに座って、直ぐに大将の顔を思い出した。

年は取ってはいたが、全然変わって居なかった。

頃合いを見て話しをしてみたら、直ぐに思い出してくれた。

大将も喜んでくれ、途中からお店に来た女将さんも、大将の『小出さん来てるよ!』の一声に、女将さんは『あっ!あのアルバイトしてくれた子?』と直ぐに思い出してくれたのです。

そして、『そう言えば、お寿司屋さんになるって言ってたわよね!』と言われた。

多分当時は、初めてのアルバイトで疲れたろうし、大変ではあったとは思うが、その期間は、働く事の楽しさを、大将夫妻に教えてもらえたからこそ、お寿司屋さんになりたいと言っていたのだろう。

私が今経営者としていられるのは、ここでアルバイトをし働く事の喜びや、厳しさとか、人とのふれあいとか、幼い私の脳内に刷り込まれたのだろう。

それが私の、経営者としての、働く事の、原点なのです。

それを35年振りに、再認識した日でした。

大将、女将さん、ありがとうございました。

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2013年07月22日

参議院選挙後から・・4

昨日、参院選が終わった。

自民党そして与党の圧倒的勝利となった。

既成政党の激減や、前政権与党であった民主党の惨敗は、予想以上の結果となった。

ただ投票率においては、51%となり前回選挙を下回った。

それだけ関心が無いのか、年代別の投票率が分からないので言いようにないのだが、やはり政治に対しての無関心層が、この国は多いと言う事か?

終戦後、全ての考えを否定されそして新たに戦勝国のポチとなりえる様に仕向けられた68年で、政治に対しても考える事すら忘れてしまったのか?

すべてどうでも良いのか?

そのクセ、行動をせず、権利主張だけしてしまう人が多くなった結果か?

しかし、この選挙結果でねじれが解消され、とやかく言う前に、経済の立て直しを真っ先に考えている自民党の勝利は歓迎したい。

失われた20年でガタがきてしまっているこの日本に、政権与党はいろいろとやらねばななない事が山積しているが、先ずは『景気回復の優先』を断行してもらう事こそが、この国のラストチャンスなのである。

きっと、やり遂げてくれるでしょう。

そして、即行動実行してくれるでしょう。

この国の、命運がかかっているのですから。


私はいつも、何かの行動を起こそうとする時や、何かに向かって行こうとする時に、コピーした一文を声に出して読んでいる。

大好きな文章である。

ドラマ『坂の上の雲』の冒頭で流れる、俳優渡辺謙のナレーションです。

この参院選が終わった今、このナレーションがぴったりとはまるのです。

ネット等々で、ユーチューブやナレーション全文が出ていますので参考にして下さい。

ここでは、冒頭のみ紹介します。

『まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。・・・・・』

これからが、この国の本当の開化期であろう・・・

TPPの事ではなく、経済的に強固な力をベースに、先進国家として本来の自立的思考そして道徳心のある教育された知的な国民として変貌する、最後のチャンスとしての『開化期』と言うことなのです。

この全文が、今の政治に求められるものと思うのです。

それにしても、このナレーションの文章と渡辺謙の声が、すごく合っているのです。






坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)
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2013年07月15日

みたままつり。5

先日、毎年足を運んでいる靖国神社の『みたままつり』へ行ってきた。

昭和22年から開催されているみたままつりは、大小三万の提灯と著名人による懸雪洞に火が灯り、雄大でありそして神秘的であるのです。

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当日も土砂降りの雨の中、丁度地下鉄から地上に上がった途端、ぴたっと偶然雨が止んだのだ。

ゆっくり参道を歩きながら神殿に向かう時、何気なく左手を見ると、目が止まったのだ。

あれだけの数の懸雪洞の中で、目にしたのは、台湾の李登輝さんの物であった。

日頃から台湾に興味がある私としては、偶然でありやはり必然な事だと思った。

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この靖国神社については、歪められた歴史的史実の基に、自分たちのイデオロギーの正当性を高める為に、いろいろと叫んでいる人達もいるのが現実です。

しかし、お祭りとはいえ、しっかりとした日本近代史も学校で学んでいない若い人たちが、境内を散策してワイワイ歩きながら、ゆっくりと列をなして向かっている先は、靖国神社の神殿なのです。

そして、自然と両手を合わせている姿を見て、まだまだ、日本人も捨てたものではないのだと安心した。

我々日本人は、隣国の大国とは違って、まだまだ民度は高く、神社仏閣に行った際は、節度を持って頭を下げて手を合わせるのです。

こんな国民はいないであろう。

それは、先の東日本大震災での際、秩序を守った多くの被災者の皆さんからも見て取れるのです。

まだ一度もみたま祭りに行った事のない方は、来年こそは行って見て下さい。

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2013年07月13日

暑いので!

梅雨明けから、猛暑の連続です。

とにかく、暑くのです。

ここ最近は、急に汗量が増加している。

以前は、あまり汗をかくタイプではなかったが、この所、男性更年期障害かと思う位多汗である。

今週の出張で、地方廻りしていて、実感した!

『そうだ!まずは髪を切るのだ!』

短髪にすれば、少しは涼しいかと、勝手に思い込んでしまった。

思えば即行動しないと、落ち着かなくイライラするので、休日の今日散髪した。

前からお願いしていた人が、独自してしまったので、その人の弟子に今はお願いしている。

バイク好きで、乗り物好きな所は、話しが合うのです。

ちなみに、髪を短髪にしたとしても、オヤジの加齢臭は走り続けるだろう(T_T)

しかし、多汗症とか更年期かと思い込んでいるだけで、実は、今まであまり汗をかかない体質であったが、この所、人生で一番体調の良い状態になっているので、単純に健康的に汗かいているのだろう!

そう言う事にして、勝手に納得しています。

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2013年07月08日

賞与明細支給式!3

先日の7月3日に、全社員集会と賞与明細支給式を行った。

当社の賞与は、7月5日の支給であったが、全社員集会を二日前倒しで行った。

いつも、こういった機会に、自分の考えや方針、そして来年の周年以降の小出ロールの姿を話している。

今回私の話の前に、『たたら製鉄』についての動画を見てもらった。

私たちの様な業種であったも、全ての社員が日本古来の製鉄法である、『たたら製鉄』について知っていると言うわけではないのが現実です。

日本古来、たたら製鉄で作られた玉鋼から、日本刀などが作られた。

この古来の製鉄法をじっくり見てもらった。

やはり、皆の食いつきは凄かった。

その動画の中で、村下と言う技術責任者が言った一言に、びくっとした。

『教える事は出来る、しかし、教わる者の「姿勢」によって違うのだ』と言っていた。

この、「姿勢」とはなんだ!

身体の姿勢では無いのだ。

人から教えを乞うと言う、自らの態度や心構えの事を言うのだ。

この姿勢を持って、我々は日々しっかりと学ぶ事は出来ているか?

その事を、皆に問いかけた。

その問いに、全社員の意識が重なりシンクロした様に感じた。

まだまだ発展途上の会社ではあるが、やっと『町工場』から『会社』のグレードにはなってきた。

これからである。

これから更に、厳しく叩き、鋼にしていかねばならない。



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この写真集は、知人から紹介された女流カメラマンの岩田めぐみさんの写真集です。
モノクロで、とても迫力のある素晴らしい写真です。



たたら―岩田めぐみ写真集
たたら―岩田めぐみ写真集


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2013年07月02日

来客4

午前中から来客続きで一息ついていた所に、久しぶりの方が来社した。

現状の中小企業の状況を聞きたいと、千葉県選出の自民党議員が来社された。

昨年当選する前に、先輩の紹介で当社に来て話を聞いてから久々である。

当選前に、経営者としての自分の意見をベラベラ話した記憶がある。

中小企業経営の話し、教育の話し、国家感の話しに終始して、やはり最後には左傾化して額に汗した人が報われないこの国を何とかせねばならんと、勝手に言い切っていた私の話を聞いていた、爽やかな青年。

そして、その私の全ての問いかけに、真摯に真っ当な答えをくれたのが、今は国会議員となった彼だった。

彼らに何かを求めるのではなく、真っ当な道筋を付けるのが国会議員の仕事であり、国民は縋ってはいけないと思っている。

しかし、なかなか長身でハンサムである。

当選前の顔から比べると、今は、大分面構えが深みを増して良くなっている。

私の知らない世界で生きていると、違いますな。

私は、政治家との接点はほとんど無かったのだが、彼の様にこの国を変えたいと思っている若手政治家達も多くなっているらしい。

ただ人は、人とは違うステージに上り詰めると、驕りから眼に見えなくなる世界を持ち始める。

しかしそれを諌め指摘出来るのは、良識を持った民度の高い日本国民だけなのです。

しっかり、見届けていますよ!







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