2014年03月

2014年03月26日

習志野高校。

先ほど、習志野高校へ行って来た。

目的は、習志野高校への寄贈品の授与式に出席する為です。

私どもの会社は、東京墨田区から習志野に工場移転した昭和46年から毎年欠かさず、地域貢献の意味とこの地で商売をさせて頂ける感謝の意味を込めて、習志野市に寄付をしていました。

そして、一昨年からは地域の学生の為にと思い、習志野市立習志野高等学校への寄付品の寄贈をする事とし、先程宮本習志野市長から感謝状の授与式を行いました。

そして授与式終了後、習志野高校吹奏楽部から感謝の意味を込め、ミニコンサートをしてもらったのです。

習志野高校の吹奏楽部の演奏は、この間の定期演奏会を初めて聴きに行った時に、レベルの高さにビックリしたのですが、ミニコンサートと言えど、真近に聞いて見ると迫力と感動が入り混じって、迂闊にもうるっとしてしまいました。

今回の寄付品の中に、吹奏楽部で使用するクラリネットも入っていたので、先ずはそれを使用して演奏してもらって、ミニコンサートとなりました。

毎日習志野高校生を見かけるのですが、礼儀正しく素敵な学生さん達です。

最後に、一言話しをしたのですが、やはり地域企業の代表とし会社の利益追求だけではなく、地域に貢献が出来てそして若いこれからの世代に何かを残せるかが、我々企業家の仕事ではないでしょうか。

今日は、演奏してくれた若い吹奏楽部員の生徒さん達の笑顔で、本当に感動とエネルギーをもらえました。

習志野高校!

本当に感動をありがとう!

そして、いつまでもその素直な気持ちを持ち続けて下さいね!


是非みなさんも、習志野高校を応援して下さいね!




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2014年03月21日

最近読んだ本112。4

今回の本は、『逆境経営』桜井博志著 ダイヤモンド社です。

桜井さんは、多分ほとんどの方が知っていると思いますが、山口県にある酒蔵朝日酒造の社長であり、銘柄は「獺祭」です。

私は、最近よく日本酒を嗜むのですが、この「獺祭」も好きな銘柄の一つです。

最近、桜井社長は良くメディアにも出演されており、お酒を飲まない方でもこの「獺祭」と言う漢字は御存じの方も多いでしょう。

この本を書店で平積みされているのを手に取って、パラパラ読んで見ると、これは直ぐ読んでみたいと思い、購入後一気に読破したのです。

山口県の小さな下位酒蔵で経営の危機に瀕していた旭酒造が、どの様にして復活を遂げたのか、この本の中に書きしたためられている。

日本酒を売るのも、工業製品を売るのも、みな同じ考えなのです。

昔の朝日酒造は、普通酒が主力製品で品質は二の次てあったが、社会貢献の考え方から、純米吟醸作りに挑戦したのです。

日本酒は、杜氏制度も変えた大改革を行って、今までの時代と違って、酒のありがたみや飲み方は変わってきている、酒造りも変わらなくてはと思ったらしい。

これって、今、私が会社で常に言っている、小出ロールの物づくりの改革と同じじゃないかと、思ったので。

それに桜井社長は、小さな酒蔵こそお客様を絞ってしまえばいいのだとも言っている。

この、「絞る」って発想無かったな。

絞る事=マーケットの選別をする事だよな→これは、自社製品の独自性を創造させることだよなと思ったのです。

そして、「美味しさ」よりも、絶対的な「満足」、そして「価格に対する絶対的な美味しさ」を求めようとも書いてあった。

これは、これからの工業製品でも同じ事ではないでしょうか?

美味しいさは、過剰な品質からくる単なる安心感そして、それを提供し受入れてもらうための価格ダンピング、そんな事より、この製品に「満足」を見出す事で、絶対的な安心を受入れる製品を求めるのではないだろうか?

正直言って日本酒は、この「獺祭」以上に美味しいと思われる日本酒は銘柄は、全国に沢山あると思います、しかしこの旭酒造の酒作り(=モノ作り)の発想に関して共感感銘を受けた者として、そして同じ経営者として桜井社長の考えから誕生したこの「獺祭」は、色々な思いを感じながら、私はゆるりと嗜みますね。





逆境経営
逆境経営




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