2018年05月

2018年05月29日

最近読んだ本153。4

今回の本は、『砂の王宮』楡 周平 著 集英社文庫です。

率直な感想ですが、面白く一気に読みました。

終戦直後の闇市から、巨大スーパーチェーンの社長となった主人公が、どの様に成り上がり成長し、そして隠さなくてはならない秘密が明るみに出そうになるスリルがある。

実在の関西のスーパーチェーンの有名な経営者をモデルとしているみたいだが、そこにサスペンスエッセンスを入れてあり、読み応えある一冊となってます。

皆さん是非どうぞ。



砂の王宮 (集英社文庫)


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2018年05月22日

祝創業50年 東京研磨材商会さん。

当社メイン加工である研削加工は、多種多様の、材質を研削加工する為に、とても多種類の当社独自の研削砥石をオーダーしている。

それだけの種類の研削砥石をお願いするにあたり、数多い研削砥石はさることあるながら、その窓口となる砥石商社の数も、それにならって数社取引をしている。

その中の一社『東京研磨材商会』さんとは、仕入先の中で、ナンバー3に入る取引の長さである。
その会社が、今月創業50年を迎え、先日社長と息子さんの専務をご招待して、創業50年のお祝いをした。

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社長は修行先の会社勤務時代に、当社の創業発祥の地である墨田の工場に新規営業をしていたらしい。
その後、修行先の会社から独立し、車一台と四畳半の事務所からスタートし、今年5月で創業50年を迎えた。

当社とは、独立前からの付き合いを入れると、五十数年のお取引となる。

今回社長は、昔当社が社員旅行をした際、仕入先や加工先も一緒に行った写真を持参してくれた。

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その写真には、2代目社長であった私の祖父と祖母や3代目の父や叔父達が、映っていた。

そして、仕入先の社長達や加工先の社長達、そして社員が、若々しい頼もしい顔で映っていた。

当時は、今よりも小規模な会社であったろいが、今その写真をじっくり見ると、もしかして今の人達よりも、ヤル気に満ち溢れていて目には力が感じられたのは、気のせいか?

この写真の時代よりもっともっと、活力に満ちた会社にしなくてはと、今一度決意したのです。

そして今この会社も、しっかりとご子息への継承がなされ、これからの50年に向けて着実に進んでいる。

当時のご自身の苦労話や、当社の歴史を、仕入先という視線でお話を聞けた事は、私にとってもとても貴重な時間であった。

この会社の様に長い間に渡り、当社を影で支えてくれている、仕入先や加工先がいてこそ、当社が商売が成り立っているのです。

創業50年おめでとう御座います。

そして長きに渡り、わがままを聞いてくれて、有難う御座いました。感謝しております。

最後の画像は、私達の話しを聞いていたお店の人が、スイーツの記念プレートをサプライズで作ってくれました。

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幸せを一緒に祝える事が出来、私も本当に嬉しい限りな一日でした。






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2018年05月01日

最近読んだ本152。5

久しぶりの投稿。

今回の本は、『トヨタ物語』野地秩嘉著 日経BP社です。

やっと読み終えました。

じっくり読み返し読み返しながら読んだので、時間が掛かりました。

歴代の名だたる社長や有名な大野耐一さんの話が、いっぱい詰まったとても面白く勉強になる本でした。

特に大野耐一さんが始めた、今やトヨタの代名詞である、多能工や工具の集中管理やアンドンそしてかんばんなど、何故それをやってきたか、何故それが必要となったのかが、詳しく書かれいて、今まで読んだトヨタ本の中で一番、分かりやすい本でした。

とにかく面白い本です。

この本の表紙に書いてある、強さとは「自分んで考え、動く現場」を育てる事だ。と書かれています。

この言葉、身に沁みてます。

特に、製造業に携わる人には、是非読んでほしい本です。

トヨタファンの方もですが。

この連休また、読んで見たいと思っています。






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