2018年10月

2018年10月16日

熟成の先にあるものとは?4

今日いつお世話になっている会社の社長が来社され、今月で会社が創業30周年となったと、そのご挨拶で来社された。

先代社長からバトンタッチされた現社長が、先代の意思を引継ぎつつ独自の経営で、確実に業績を伸ばしてこられている。

若い社長といつも話をすると、お客様に対しての姿勢や、社員の為何が一番良い事なのかを、試行錯誤頭を悩ましながら、一歩一歩ゆっくりと、しかし着実に進んでいるように見える。

そんな若い社長と話を聞くだけで、正直、刺激とやる気をもらっているのです。

当社は、創業100年を超えた時で、100という桁をやめて、第二創業という位置づけで再スタートし、現在4年目の会社です。

事業を長く継続する事の素晴らしさや、難しさは計り知れない事だと、子供の頃から肌で感じて生きてきている。

だからこそ、知らないうちにメガネが曇り、周りがぼやける前にと、第二創業と言っているです。

今の時代、30年継続している会社であっても、ホント長い会社だと思う。

だからここからの10年が、一番厳しく難しい時期となって来るのではないでしょうか。

それをどう乗り越えていくかで、また違った道が見えるのではないでしょうか。

私にとっては、6年後の第二創業10年目に、どの様な成長した姿にするかが先ず課題である。

老舗企業と言われ、その会社が良い意味「熟成」されているのか?

良い意味、違った「発酵」をして新たな味が生まれ、お客様が喜んでいただけるのか?

それとも、手を入れなかった「熟成」と「発酵」のせいで、味が落ちて劣化し、お客様が知らないうちに去っていくのか?

「お客様」が求めている、その新たな味を生み出す事が出来るのは、歴史だとか老舗だからとか、若さとかAIだとかではないと思う。

ただ相手が思う事を、『くみ取れる』能力があるか、そしてそれを躊躇せずに実行できるか、出来無いかだと思うのです。

エイジングビーフが流行ってますけど、一歩間違えた処理すれば、不味いし、お腹壊すしね。

こんな偉そうな事書きながら、毎日試行錯誤している私です。



koideroll at 11:37|PermalinkComments(0)clip!社長の日記