2019年05月

2019年05月30日

最近読んだ本166。4

今回の本は、『帝国ホテル建築物語』植松三十里 著 PHP研究所です。

愛知県にある明治村に、帝国ホテル本館を移築する事から、このストーリーは始まった。

こも帝国ホテル本館とは、建築家フランク・ロイド・ライトが1923年大正12年に完成させたものであった。

この帝国ホテルの完成まで、多くの苦難の道のりと共に、建築家ライトと多くの日本人の心材と共に完成した帝国ホテル。

何かを成し遂げようとした人々が交差する、感動のストーリーとなっている。

建築と言う分野の奥深く、そして魅力的であった当時の情景が、この本を読む事で脳裏に描かれて来るのです。

面白かったです。

帝国ホテル建築物語
植松三十里
PHP研究所
2019-04-10



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2019年05月28日

最近読んだ本165。4

今回の本は、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』野嶋 剛 著 小学館です。

先の戦争で、「日本」であった台湾は、終戦後中国大陸から国民党ともに多くの中国人が入植して来た歴史がある。

その一方で、台湾から「日本」に移り住んだ人達も、大勢いたのだ。

彼らは、祖国を捨てたのか、捨てられたのか?

当時の当人でしか理解出来ないであろう個々の事情を、そして現在に至る10名のヒューマンヒストリーを、クローズアップした一冊の本である。

台湾好きでもそうでもなくても、この本で10名のタイワニーズ達の歴史を紐解いて見て下さい。





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2019年05月09日

古地図

先日銀座の教文館の店頭で、とても珍しい古地図が展示即売会していた。

教文館自体、銀座では唯一の路面書店であり、取り扱い書籍もまたマニアックなお店。

そこで、ふと目にした古地図に釘付けとなってしまった。

江戸時代の古地図も沢山時代毎にあったのだが、やはり大正 昭和の東京の古地図が気になり、
関東大震災前の大正9年と、戦前の昭和8年そして私が生まれる前の昭和34年の三種類を購入した。

実は創業から関東大震災や戦前戦後と、当社の移転していた工場の場所を、当時の地図から探したかった事もあり、とても偶然に良い物に巡りあいました。

こちらの古地図はとても良く出来ており、『古地図史料出版株式会社』から発売されていて、店頭にいた社員の方もとても丁寧な対応で、分かりやすく説明してくれました。

不定期にいろいろな場所で、展示即売会を開催しているみたいですので、こちらのホームページからご確認下さい。

ちなみに、ブラタモリで使われている古地図は、こちらの出版社の物らしいです。

そんなに、古地図マニヤや地図マニヤではないですが、この古地図眺めてると、趣味の領域に一歩踏み入れてしまいそうです。


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⬆︎大正9年

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⬆︎昭和8年

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⬆︎昭和34年

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