2019年09月

2019年09月25日

この度の台風被害に思う1

令和元年の台風15号が発生してから二週間以上が過ぎたにもかかわらず、未だ多くの方々が停電断水などによって、とても大変不自由な生活を強いられています。

多くの被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。

この千葉県で生まれ育ち、この地で事業を営んできていましたが、東日本大震災以外で、ここまでの災害を経験した事はありませんでした。

幸いにも弊社習志野本社工場は、大型シャッター二か所の破損だけでした。

被害状況の酷かった地区ではなかったのですが、一部の社員の家などが被害に合い、お客様の工場も被害にあわれたみたいです。

今回私の自宅周辺も停電と断水のダブルパンチに見舞われ、なかなか大変な生活を送っておりました。

しかし、房総南地区や山武や多古地区など、未だに停電が復旧していない地区もあり、とてもご不自由な生活を強いられていると聞き胸が痛みます。

今回の災害で特に思ったのは、と電気水の大切さでした。

9日深夜に停電をした時には、そのうち電気は付くだろうと簡単に思ってはいたのですが、あの時の台風による風の音と家がきしむ音そして、異様な音と共に揺れる家の中では、早く電気が付かないものかと祈るばかりでした。

そして当日は、とてつもなく暑くて寝苦しい夜だった事もあり、全然寝る事も出来ずに朝を迎えたのでした。

近隣の状況は、倒木やら冠水やらひどい状況で、幹線道路も通行できない状況で直ぐに会社にも行けない状態で一日を過ごしたのです。

停電だった事も有り、状況把握の為にスマホにて調べてみても、復旧に関しての情報は何もなく、会社とのやり取りの中、だんだんとバッテリー寿命もなくなってくる有様でした。

幸いにも先の震災の教訓で、予備バッテリーと車のガソリンを満タンにしていたのでしたが、復旧するかと調べれば調べるほど容量も無くなってしまう悪循環でした。

二日目に入るころ今度は、断水になってしまった。

直前で、まだちょろちょろ水が出ている時に、お風呂に水をためておいたのが、後になってトイレの水として仕えたのが良かったです。

その後数日して、この停電断水のダブルパンチは解消されたのです。

しかし、固定電話もWi-Fiも繋がらず、情報を見ようとしたテレビも付かないのでした!

待てよ、我が家は光回線だったのです。

早速NTTに電話をかけても繋がらず、翌日朝一にかけてやっと繋がっても、いつ修理確認に来れるかは、全然わからない状況で、修理に行けるようになった時に再度連絡をするので、申し訳ないが待っていて下さいとの事でした。

電気も水道も使えないご家庭がとても多かった中、停電と断水が復旧しているのだからと落ち着いてはいたのですが、対応に当たったコールセンターの方の、そこまでと言うぐらい恐縮して申し訳ないと言う対応に、こちらも恐縮してしまった。

災害発生から今日現在も、迅速に各方面の多くの自衛隊の方々が、被災地域へ向けて走っている姿や支援活動をしている姿を見ると、自衛隊の皆さんへの感謝を感じます。本当に有難う御座います。

当社の近くの習志野自衛隊の方々の、毎日走っている姿を見かけると、今までも含めこの国の災害に対して、しっかりと支援活動をしている姿には、心から感謝と敬意を表したいのです。

また東電に関していろいろと非難も有りますが、末端の現場では、皆さんしっかりと頑張ってくれており、また電力会社他社の応援の方々も頑張ってくれています。

先日も、電力他社の車を見かけました。


我が家の光回線ですが、やっと昨日修理が終わりました。

自宅前の電線にかかっているケーブルの一部が切断されていて、それによって遮断されていたみたいで、ルーターや機器の故障ではありませんでした。

これじゃ繋がらない訳ですね。

これでやっと、固定電話とWi-Fiとテレビが繋がったのです。

この修理をしてくれていた業者の方も、大阪からの応援の方でした。

修理しながら家を回っているみたいで、そのタイミングで在宅していなければスルーしなければならないとの事でした。

改めて今回、電気とそして水の大切さを実感し、この災害王国の日本での備えを考えさせられました。

地震に対する意識は先の震災から、多くの国民の意識が変わったと思います。

しかし、この毎年くる『台風』に対しての防災意識もとても大切だと実感し、教訓としなければならないと思ったのです。

毎年くるんですから。

企業としてのBCP対策も重要であり、さらに強固にしなければなりませんが、各個人個人が家単位でやれる防災対策にもしっかりと力を入れるべきだと実感しました。

そして、国・県・市町村単位で、まだ解決していないこの災害の対応を今まで以上に速やかに対処してもらいたいです。

昨夜東電は、この大規模停電が解消されたと発表したが、これは大本が通電したとの事であろう司、引き込みの問題や設備故障やトラブルで未だ停電しているととろもあるはずである。

全て家庭に明かりが灯るまで、解消と言う言葉を言わないでもらいたかった。

それに、屋根が飛び、ブルーシート養生してご不十分な家庭もいるのだから。

まだ被災されている皆さん、頑張って下さい。


koideroll at 10:37|PermalinkComments(0)clip!社長の日記