2020年07月

2020年07月17日

藤井聡太 棋聖5

昨日、将棋の棋聖戦で、高校生プロ藤井聡太さんがタイトルを獲得した。

17歳11か月でのタイトル獲得は、30年ぶりの最年少記録だと言う。

あまり将棋は、よくわからないのですが、彼が出て来た時から何だかファンになっております。

将棋が大好きだからではなく、彼の言動に56歳の中年オジサンが心打たれ、そして共感出来たからなのです。

今や彼の言動は、ネット上で『藤井聡太語録』なるものまで沢山存在します。

たぶん誰でも彼の年齢を、自分自身のその年齢時代と重ね合わせて、色々比較何だかしている人が多いと思います。

しかし彼は、年齢相応の人物ではないんじゃないかと思っています。

時として、生まれ持って既に心と頭がしっかり成熟している人っているんです。

ご両親の育て方だけでなく、彼が世に生を受けて授かった何かが、もともとあったのだろう。

よく、生まれ持った〇〇とか言いますが、彼の言動を聞いているとその通りなんです。

特に彼が2年前に言った、『・・・名人もプロになったからには目指すものですし、強くならないと見えない景色があると思いますので、そこに立てるように頑張りたいです。』と言いています。

この、強くならないと見えない景色があると思うので、そこに立てるように頑張りたいと言うとは、
この言葉でオジサンが、ファンになってしまったのです。

この年齢(歳は関係ないと思うが)で、最もっと高みを目指して、そこの景色を見てみたい、しかしそこに立てるようになるには今まで以上に最もっと努力をしなければいけないんだと、本底心からいつも思っている気持ちが、言葉としてインタビューの時に出ていた。

今、その見えない景色を見たいと思っている若者が、どれ位いるのかなと思ってしまう。

普通で良いと思うのか、このままでいいと思っているのか?

その先の今見えない景色を見てみる為の、たゆまぬ努力が自然とできる逸材なのでしょう。

しかし、私が同い年の時は、恥ずかし過ぎる少年でした。

藤井聡太棋聖、おめでとう御座います。これからも頑張って下さい。



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2020年07月06日

最近読んだ本176・177・1785

今回の本は、『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』松浦弥太郎著 マガジンハウス。
『生きる』松浦弥太郎著 河出書房新書。

セレクトブックストア『COW BOOKS』の代表である松浦弥太郎の二冊の著書。

正直彼の存在は全く知らなかった。

たまたまネットで見つけたのが、この『100の基本』です。

彼自身が、自分と言うもの、いや自分に対して課せたている、100の心がけのようなものであり、
また彼の会社スタッフと共有するべきるルールが書かれている。

読んでいると、とても共感を得る当たり前な事が多いのですが、自分自身に当てはめてみると、ちゃんと出来ているのかなと思ってしまう。

『正直』の同じ松浦弥太郎の本です。

この本は、尊敬する先輩からのお勧めであった。

とにかくこの題名である『正直』には、一発で惹かれた。

先に『100の基本』を読んでからなので、この松浦弥太郎と言う同世代の人物にたいして、とても興味が湧いていたからだ。

読んで見て、感じてみて、はっきりと分かった。

この人は、『正直』な人なのだ。

人との関わり方が、素直な人なのだ。

このタイトルは、ある日突拍子もなく生まれたの書かれていた。

私はそんな彼のファンになったのです。

三冊目は、『PIXAR』ローレンス・レビー 著 文響社 です。

この本も、先輩からのお勧めです。

現在、ディズニ参加であるアニメーション会社である。

私が大好きなスティーブ・ジョブズが、一時アップルを離れた時に、この会社を買収した。

そしてその後、CGアニメである『トイストーリー』を製作発表する前後のストーリー。

著者である、ローレンス・レビーが、スティーブ・ジョブズに誘われ、このピクサーに入った後、資金面や上場への苦労など、ビジネス書としての中身の濃い本でもある。

ただのビジネス書と言うだけでなく、ジョブズとローレンス・レビーとの関係性や以前からのメンバーとの関係性など、とてもリアルで面白く、一気に読んでしまった。

また翻訳をした井口耕二氏の文章が、とても分かり易く、毎ページ毎ページすっと頭に入ってくる本でした。

Appleファン・スティーブ・ジョブズファンのみならず、ディズニーファンにも読んでいただきたい、とての面白く為になった本でした。


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100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート
松浦 弥太郎
マガジンハウス
2012-09-25





正直
松浦 弥太郎
河出書房新社
2015-04-03






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