2020年08月

2020年08月25日

最近読んだ本180。4

今回の本は、『Mother Machine 工作機械で世界に挑み続けたマザックの100年』神舘 和典 著 幻冬舎。

製造業の人なら必ず知っている、日本の工作機械メーカーであるヤマザキマザックの創業から昨年2019年で100周年となった現在までのヒストリー。

創業者である山崎定吉が一人で創業した会社であり、その定吉が常に言っていた言葉【世の中にないものは自分で作る】この理念は、現在のヤマザキマザックに受け継がれている。

当社も大型から小型工作機械を設備しており、ヤマザキマザックの得意とする汎用旋盤やCNC旋盤なども多く所有している。

しかし残念な事に、ヤマザキマザック製の工作機械は以前は所有していたが、現在は他社メーカーに変わってしまってい一台もない。

この本を読んでみて、ヤマザキマザック製の工作機械にあらためて、非常に興味を持ったのも事実である。

昔から山崎鉄工所製汎用旋盤の精度の良さは、よくベテラン社員から聞いていた事を思い出した。

この本の中で、2019年11月には、岐阜県美濃加茂市に【ヤマザキマザック工作機械博物館】を開業し、工作機械の存在をもっと一般の人にも知ってほしいと言う二代目社長であった山崎照幸の思いを、現会長の山崎智久氏が実現した。

これは、是非時間を作ってこの目で見てみたい博物館である。

現在コロナ禍で、先の見えない状況下の中であっても、モノづくりは無くならない。

工作機械(マザーマシン)の使い方や用途・性能がどれだけ変わろうと、無くてはならないものであることに間違いは無い。

近い未来、その工作機械を操るのが、人なのかロボットなのか?

(自動化はされているが・・)

匠の技術なのか、ロボットなのか、AIなのか?

私は日本人のDNAにある、この国を支えてきた匠の技術や思考が、技術的根拠やAIとの癒合で、更に成長し、この工作機械自体も大きく変わっていくと思っています。






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2020年08月11日

最近読んだ本179。

今回本は、『乗務員室からみたJR  英語車掌の本当にあった鉄道打ち明け話』関大地 著 ユサブル。

珍しいジャンルの本です。

鉄道ファンの方は、沢山いるとは思います。

私はどうかと言いますと、鉄道は好きか嫌いかと言えば、好きです。

ただ、私は飛行機ファンなのです。

なんでこの本を読む事になったのか?

実は、新聞の広告に惹かれてしまって、直ぐ買ってしまったのです。

とりあえず、買って読んで見たら、こりゃ面白い本だ。

この英語車掌ってなに?

出発進行のの本当の意味って?

著者は、高卒でJRに入社し、保線出身から車掌になった珍しい人らしい。

何だか素朴な疑問もすっきりするし、へへぇ〜って話が沢山あって一気に読んでしまいました。

鉄ちゃんには、よく知っている内容かもしれないが、乗り物好きな方は一度読んで見て下さい。










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