2020年09月

2020年09月24日

最近読んだ本183。4

今回の本は、『スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ』野地秩嘉 著 プレジデント社。

現在の富士重工が戦前の中島飛行機とは知っていたが、それほど深くを知っていた訳でもなかった。

飛行機好きでもある私が、書店でこの本を手に取って買うまでに、そう時間はかからなかった。

読んで見てなかなか面白い。

創業者である中島知九平という人物像と共に、設計マンである百瀬晋六という人物の言葉。

今の私の仕事には、とても重く深く突き刺さる。

そして支援銀行である日本興業銀行の翻弄された中島飛行機。

読んで見て多くの事を知った。

そして、わが青春時代のレオーネや子供心に憧れたスバル360の誕生秘話など。

今現在のアイサイトに受け継がれている安全思想は、飛行機設計の『パイロットを守る』と言う
設計思想から受け継がれ、自動車も『搭乗者を守る』と言う百瀬晋八の教えであったのだ。

スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ
野地 秩嘉
プレジデント社
2019-12-13







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嬉しいプレゼント🎁5

社員が少し良いですかと、私の部屋に入って来た。

先日のお祝いのお返しですと、袋に入ったプレゼントを渡された。

早速開けてみると、渦巻型の香と青磁香炉セットでした。

めちゃくちゃ嬉しいプレゼント。

実は私、お香とかアロマとかが大好きで、よく部屋で焚いていたのを知ってたみたいです。

私がかなり喜んでいたので、社員の方がびっくりしてました。

でもわざわざ私の為に、選んで買いに行ってくれた気持ちには、本当に感激です。

いつも厳しくしていますが、もっと成長してもらいたいと思っているからですよ。

本当に有難うね。早速使いますね。

#巻線香 #青磁香炉 #山田松香木店 #お香

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2020年09月17日

最近読んだ本182。4

今回の本は、『荒くれ漁師をたばねる力』坪内知佳 著 朝日新聞出版。

何気なく手に取った本。

最近、知り合いの魚関係の方をよくメディアで拝見していたので、パラパラと読んで見て購入しました。

閉鎖的な漁業に新風をふかせた女性起用家と帯に書いてあるので、これはかなり買われる人いるんじゃないかな。

またビジュアルの良しとして、最近読んだ食堂の経営者もビジュアル良かったなと、オッサンの悪い先入観で、どんなもんかと読んで見た。

さらっと一気に読めたな。

中々面白く、このエネルギーは凄いなと。

シングルマザーっていう所はどうでも良いが、荒くれ漁師との真正面からぶつかっていくエネルギーには、びっくりすると言うより正直尊敬します。

最終章の「命を輝かせて働くということ」が、一番共感できたかな。

と言うより私には、荒くれ漁師がどうとか、漁業がどうとかじゃなくて、この著者から『お前まだまだパワー出して前のめりで行けよ』と言われているように感じました。






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2020年09月11日

創立記念式典5

ご安全に。
今日は、創業106年そして第二創業6年目の創立記念日です。

多くのお客様と協力会社仕入先のお陰であり、全ての小出グループ社員の努力によって今日の日を迎える事が出来ました。

本当に有難う御座います。

今回は、二ヶ所の場所での式典となりました。

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先ず今日は、勤続30年表彰7名と、1名の特別永年勤続50年表彰を行いました。
勤続30 年の該当社員には、表彰状と金一封そして、5日間特別休暇、そして50年の社員には、表彰状と食事券を手渡しました。

該当社員7名は、私が製造課長時代の入社組で、当時からいかに年数が経ったかと思うと、何かじんわり来てしまいました。

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そして、今回研削盤自動化プロジェクトの特別表彰を行い、表彰状と金一封を渡しました。

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勤続59年の当社のマイスター。
本当頑固オヤジでした。

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経理課から設計課に異動した、異色のプログラマー。

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私が入社した当時、大型研削盤冷延ワークロール自動仕上加工は、絶対に出来ないと言ってた当時のリーダーが、なんと40歳歳の差のある設計課プログラマーと一緒になって、2人でこのプロジェクトをスタートさせました。
このコロナ禍で、製造原価圧縮により利益確保が出来なければ、今後絶対に戻る事のない経済環境化で、生き残る事が出来なくなり、勤続59年になる我が社のマイスターが立ち上がり、自分の子供より若い40歳も年下のプログラマーと、『無心』になって取り組んでくれた事で、天はそんな無心な2人に心を開いていただき、当社の明るい未来に向け導いてくれたのではないでしょうか。
このまだまだ道半ばである、この自動化プロジェクトが確立出来れば、確実な省人化と新たな生産の創出が生まれると思います。
やっとと言う思いもありますが、ただただこの歳の差の40歳コンビが、前向きに考えた事に感無量です。

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当社のKOIDE WAYの中にある、
【業界一強い営業力と高品質で高効率な工場を合わせも持つ会社になろう】そして【受け入れ心と変える勇気を持とう】、まさにこの二つを実践してくれたのではないでしょうか。

そして今回も二つのKOIDE WAY を追加しました。
【キカイ(機械・機会)を止めるな】
【今進むべき道を見定めて、今を凌ぐ努力をしよう】

まだまだ、成長し続けて行けると確信しました。


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今日は創立記念日

今日9月11日は小出ロール鐵工所の創立記念日です。
例年ですと、食事に昼の勤務者全員で塚田農場プラスのお弁当を食べてます。
しかし、今年はコロナの影響で、三班に分かれて時差での食事となりました。
お弁当は6種類のお弁当から、好きなお弁当を選んでもらいます。
ちなみな私は、2番目に人気だった『特選ステーキ&ハンバーグ盛合せ弁当』です。
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三密避けてますので寂しいですが、美味しいランチを食べると皆んな笑顔になります。

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ちなみに、1番人気のお弁当は、ブラックアンガスサーロインステーキ弁当です。

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塚田農場プラスのお弁当は、めちゃくちゃ美味しいお弁当です。

御馳走様でした。

夕方から創立記念式典を開催します。



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2020年09月08日

最近読んだ本181。3

今回の本は、『時が滲む朝』楊 逸(ヤンイー)著 文春文庫です。

会社にある近所の本屋で、たまたま手に取った薄い文庫本。

著者は、中国人の作家。

2008年第139回芥川賞受賞作品と書いてあった。

芥川賞でも直木賞でも、私があまり興味のなさそうな作品は、あまり見る事はない。

たまたま手に取ったり、最近は新聞やネットの書評で買っているのですが、今回は珍しく買ってみた。

前も書いたが、外国人の作家の翻訳本はあまり馴染めない私ですが、この本は翻訳ではなく、作家本人が書いている。

著者紹介見たら、留学生としてお茶の水女子大に留学して、現在は日本大学芸術学部の教授との事。

そりゃ、日本語が上手なのは理解出来た。

ストーリーは、文革でエリートだった父親が下放された田舎の農村出身の若者と友人の二人が、大学受験に合格しその大学で民主化に目覚め、天安門事件へとつながって行くストーリー。

その後の二人には・・

一気に読める本ではあったが、読み返し読み返し、我々の知らない、私には分からない当時の中国本土での学生達の民主化への思いや、その背景が何となくではあるが、分かり易く読み取れるストーリーとなっています。

こんな本も、たまには良いかなと思ったのです。


時が滲む朝 (文春文庫)
楊 逸
文藝春秋
2012-09-20



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