2006年11月17日

最近読んだ本5

 今回は、平山譲著『ありがとう』講談社文庫です。

 もしかしたら、皆さんもご存知かと思いますが、11月25日からロードショウ予定の、映画の原作本です。

 私は、原作本を映画より先に読まない様にしているのですが、今回なんとなく、本自体も意外に薄い事もあって、購入して読んで見ました。

 内容は、徐々に皆さんの記憶から薄れてしまってるかもしれない、阪神淡路大震災に被災した、神戸市長田区のカメラ店店主が、妻に苦労をかけながらにも、大好きであったゴルフを唯一の趣味として、アマチュアでハンデ0までになり、被災後自宅も見せも無くなり、奇跡的に唯一焼け残った車のトランクから残った、ゴルフバックが、彼を60にしてプロゴルファーへの挑戦を決意させ、奇跡を起こさせた、実話です。

 特に、これを買おうと思って、買った訳でない本でしたが、そう言う本の中に良い本があるんですね。

 私も下手の横好きで、ゴルフをしますが、この主人公には、感服します。

 そして、そんな彼を陰ながら支えている、奥さんには、敬服します。

 震災後の収入源がなくなり、今後の収入をどの様に確保していくかを考えた時に、彼のかで唯一奇跡的に焼け残ったゴルフバッグが、彼を挑戦させた。

 実際いくらゴルフがアマで上手くても、しかも60間近にして、プロテストを受験しようなんて、普通では考えられませんよ。

 本の中で、プロテストの最終日を残した夜、同じ神戸出身の若い受験生が、スコアーが悪く落ち込んでる時に、言った言葉が印象的でした。

 
 『喰う為にプロになろうとしたが、それだけじゃない。』

 『満足してしまいたくない、ゴルフでも人生でも。』

 『俺にとっては、プロになる結果より、プロになろうとしている今が大切だ。』


 私も、年をとっても、こんな前向きに生きられる人生を、生きてみたいです。


 でも忘れてはいけないのは、陰ながら支えてくれた家族・友人達がいたと言う事で、でも彼はそれを、いつも感謝しているのです。


 私も同様にいつも陰ながら支えてもらっています。

 そして、もう一つ私には、『従業員』がいます。それが主人公の彼と、唯一違っている事ではないでしょうか。
 
 
 一気に読めてしまいます。読んでると、涙腺うるうる来てしまいます。

 映画の方は、主人公が赤井英和で奥さんが田中好子で、二人とも私の好きな役者さんです。

 公開されたら、見に行くつもりです。皆さんも、良かったら読んで見て下さい。



 

ありがとう


koideroll at 13:12│Comments(0)TrackBack(0)clip! 

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