2007年07月23日

常識や振るまい?2

今日の産経新聞のコラムに、『日本人のしきたり』(青春出版社)という本が、今年の上半期新書部門で1位になったと、書いてありました。

内容は、「盆踊りの本来の意味は」「なぜ進物に紐をかけるの」など、単純な疑問に判りやすく答えているらしい。

今、そんな本が売れているのです。

そしてコラムでは、『日本人の振る舞いが醜くなったのは、効率や便利さばかりを求め、年中行事や伝統文化をないがしろにした結果ではないか』と。

一概に、全ての若い現代人が、そうだとは思ってはいませんが、今朝これと近い経験をしました。

今朝、通勤途中で、急にトイレに行きたくなって、途中の鬼高Pに寄った所、トイレ前で、ゴミの清掃を年配の方がしていました。

自然と、『おはようございます。朝から大変ですね。』と声を掛けたら、その方から、意外な言葉が、返ってきました。

仕事だから、苦にはならないが、最近は、ゴミを捨てる人の常識が全然無くなっていると、嘆いていました。

話を聞いていると、ゴミ箱の中に、家庭の一般ゴミは当たり前で、「猫の死骸」「骨壷」まで捨てているらしい。

こんな話をしている最中にも、ゴミの中から、コタツの足と思われる、4本の木製の物が、分別されていました。


最近は、声高く、自分の「主義・主張」のみを訴える人達が多い中、人としての本来持つべき、品性・品格と言うものが、失われつつあると言う事が、実際目のあたりにしてしまった、光景でした。


koideroll at 09:33│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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