2010年02月02日

初雪の中の、一片の光明。3

昨日は、とても寒い一日で、関東地方には、初雪が降った。

そんな一日ではあったが、いくつかのニュースが話題となった。

日本相撲協会の理事に、貴乃花親方が理事となり、日本航空の新会長に、稲盛京セラ会長が就任した。

業種・立場は違えど、旧態依然とした体質から、改革の御旗を背負っての出番が、正式にスタートした感じだ。

日本相撲協会は、公益法人であるが故、利益追求・時代に合う体質改善が出来ずにいた、民間企業と異なる体質の団体であり、それゆえ、伝統文化の本来の意味を履き違えてしまった団体となってしまったと思える。

そしてJALは今、会社更生法の手続きを進めなければならなくなった、親方日の丸ご都合主義の会社であり、労使関係をはき違えてしまい、そのダメージの蓄積を、官民のしがらみが、薄めてしまった会社ではないか。

相撲も飛行機(JAL)も、子供の頃から大好きな物であったが、自分が成長する過程で、本筋からのはき違えた姿に、疑問も湧いていた。

旅客機好きは好きとして、サービス低下や競争力の低下は、ヘビーユーザーの私自身肌で感じていたし、大相撲の升席の価格やシステムには、連れて行かれた当時は、考えた事もなかったが、自分が、ビジネスの世界で生きてくると、貴乃花が言う事も実際理解出来る様になったのです。


とにかくこの二人が、同時期にスタートした事については、素直に喜びたいし、応援したい。


自分も常々痛感しているのですが、『改革』『体質改善』は、とても簡単ではないのです。

ただ、最後までやり通す気持ちを、どれだけ持ち続けて行くかなのです。





koideroll at 16:37│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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