2010年03月23日
最近読んだ本54。
今回の本は、『炎の経営者』高杉良著 文春文庫です。
内容は、戦時中に大阪で化学系の町工場を興した、「日本触媒」八谷泰造社長の小説です。
化学系の会社に関して、あまりにも無知だったのですが、この偶然手にした本によって、認識を新たにしました。
経営者系の本に関しては、良い悪い別にして、とにかく、自分にとって少しでもプラスになる事を目的に、貪欲に読みあさっていました。
この主人公の八谷社長は、自社の国産化学技術の高さを自信に変え、80名規模の会社から、上場し、今では世界的な石油化学工業の会社にまで、築き上げた人物。
国産技術に固執し、研究開発に力を注ぎ、不況時での資金繰りに駆け回り、社員と共に、会社を成長させたのです。
やはり企業は、技術力の有無が生き残る上で、一番重要なのです。
その技術力の向上を、一瞬でも停滞させてしまえば、瞬時にその企業は、没落してしまうのです。
主人公の八谷社長の人柄や行動力にどうしても目に入ってしまうが、その社長のリーダーシップの本来の意味を理解して、社長に追随して、成長し奮闘している、若い社員たちがいる事に、私は注目したのです。
炎の経営者 (文春文庫)
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内容は、戦時中に大阪で化学系の町工場を興した、「日本触媒」八谷泰造社長の小説です。
化学系の会社に関して、あまりにも無知だったのですが、この偶然手にした本によって、認識を新たにしました。
経営者系の本に関しては、良い悪い別にして、とにかく、自分にとって少しでもプラスになる事を目的に、貪欲に読みあさっていました。
この主人公の八谷社長は、自社の国産化学技術の高さを自信に変え、80名規模の会社から、上場し、今では世界的な石油化学工業の会社にまで、築き上げた人物。
国産技術に固執し、研究開発に力を注ぎ、不況時での資金繰りに駆け回り、社員と共に、会社を成長させたのです。
やはり企業は、技術力の有無が生き残る上で、一番重要なのです。
その技術力の向上を、一瞬でも停滞させてしまえば、瞬時にその企業は、没落してしまうのです。
主人公の八谷社長の人柄や行動力にどうしても目に入ってしまうが、その社長のリーダーシップの本来の意味を理解して、社長に追随して、成長し奮闘している、若い社員たちがいる事に、私は注目したのです。
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