2010年04月30日
最近読んだ本56・57
先ずは、『ベイジン 上・下』真山仁著 幻冬舎文庫です。
この本の著者真山仁さんの事は、『ハゲタカ』等の執筆で御存じだと思います。
今回は、北京オリンピック開催と同時に、中国で世界最大級の原発を完成させ、開会式と同時に原発の稼働(送電)をさせる事で、中国国内外に向けた壮大な国家プロジェクトに招聘された、日本人原発技術者と密命を受けた党の若き幹部とのヒューマンサスペンスです。
製造加工業が本職であるので、現在の原発については、興味深々で、現在の一番の関心技術な上、このストーリがリアルで、実在のメーカーを連想させる表記となっていて、とても面白いのです。
もう一つは、『怒らないこと 役立つ初期仏教法話1』アルボムッレ・スマラサーラ著 サンガ新著です。
「怒るのは当たり前」の今日ですが、この本では、ブッタからの教えで、この人間が常に対峙している「怒り」について学び、その「怒り」こそが、我々に対する不幸な事だと、丁寧に教えてくれています。
読んでみて、なるほどと思えてくるのですが、未だに、この境地まで到着できないのです。
ただ、この本を手元に置いて、この「怒り」のエネルギーが増加したと思えた時こそ、くれ返し読み返してみる事にしています。
ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)
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ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
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怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
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この本の著者真山仁さんの事は、『ハゲタカ』等の執筆で御存じだと思います。
今回は、北京オリンピック開催と同時に、中国で世界最大級の原発を完成させ、開会式と同時に原発の稼働(送電)をさせる事で、中国国内外に向けた壮大な国家プロジェクトに招聘された、日本人原発技術者と密命を受けた党の若き幹部とのヒューマンサスペンスです。
製造加工業が本職であるので、現在の原発については、興味深々で、現在の一番の関心技術な上、このストーリがリアルで、実在のメーカーを連想させる表記となっていて、とても面白いのです。
もう一つは、『怒らないこと 役立つ初期仏教法話1』アルボムッレ・スマラサーラ著 サンガ新著です。
「怒るのは当たり前」の今日ですが、この本では、ブッタからの教えで、この人間が常に対峙している「怒り」について学び、その「怒り」こそが、我々に対する不幸な事だと、丁寧に教えてくれています。
読んでみて、なるほどと思えてくるのですが、未だに、この境地まで到着できないのです。
ただ、この本を手元に置いて、この「怒り」のエネルギーが増加したと思えた時こそ、くれ返し読み返してみる事にしています。
ベイジン〈上〉 (幻冬舎文庫)
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ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
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怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)
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