2010年06月09日

菅新内閣のスタートは・・・2

6月8日夜、菅新内閣がスタートした。

多くが、前鳩山内閣の閣僚の再任であり、新閣僚も蓮舫・玄葉・荒井議員と、野田・山田議員の副大臣からの閣僚就任である。

菅総理の就任記者会見であるが、前政権を踏襲しつつ、一番の問題である政治と金での、色合い排除付けを、鮮明に出したかったのであろう。

国民に向けての、菅総理の今まで思い描いた熱い思いを述べられたのであろうが、一通り聞いてみたのだが、最終的に何が言いたいのか理解出来なかった。

本来、この国のリーダーとして、全日本国民に訴えて行くべき道筋の根幹を、この内閣は何を一番に掲げて行くのかが、不透明と思えた。

彼が言う、『第三の道』と言う、強い経済・財政・社会保障をどの様にして行くか?

消費税の問題も、今回あえて発言する閣僚も多かったが、もっと以前から、議論をして行くべき問題ではなかったのか?

普天間の問題でも、明確な方向性も示さぬまま、副総理時代の彼の発言から考えると、前総理と同様に、今一生懸命お勉強中なのかもと、思ってしまった。

公務員改革も、早急にお願いしたい所なのだが、支持団体から決別する気概も見せてほしいところだ。

経済成長の効果スピードを上げる為には、今まさに、何をすべきかを、政権維持の為に、有権者に媚を売りばら撒くのではなく、この国を再建する為の経済再生のロードマップを全国民に、解りやすく示し、経済効果の収益と増税議論の二本立てを基軸に、年金・医療・教育・福祉の枝葉に、血液を行渡らせるべきではないか。

少しは様子を見るべきだとの、意見もある。

しかし、既に、もう8か月も経過してしまっている。

その間、経済環境の変化スピードは、目まぐるしい速度で、変わっているのが現実である。

全ての閣僚は、歳費を返納しますぐらい、市民運動家出身のリベラル系総理なら、言ってくれるものだと期待したけど、やはり・・・

まあ、とにかく、頑張ってくれとしか、言えないですな。



koideroll at 08:32│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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