2010年10月08日

ノーベル化学賞。4

根岸氏・鈴木氏の両名が、先日ノーベル化学賞を、受賞した。

日本人科学者の連続受賞には、日本人としてこんなに喜ばしき事はない。

昨年、事業仕訳で話題にもなっていたが、やはり資源のないこの国には、頭脳が一番必要で武器であり、それが唯一のカードなのだ。

その事は、根岸教授も言っていた。

また、今日の新聞では、『「もうける」事を追求しないと、もう一歩、さらに進めば応用できるのでは、と言うシビアな判断を欠き研究が甘くなる』と言っていた。

科学者らしからぬ、本当に良い言葉だ。

さすが、民間企業の帝人に勤めていただけのことがある。

鈴木氏にしろ根岸氏にしろ、両名は、長い間の基礎研究に時間を費やしており、結果を出す為には、膨大な時間と努力と犠牲を払って来たに違いない。

それに、どれだけの膨大な費用が掛かるか、凡人の私には、想像できないのです。

だからこそ、単純な目先のコストカットのみを追求するあまり、公的援助にも手を入れ、その結果、この資源のない国家が、唯一、持てるうるべき頭脳と言う、何者にも勝る国家財産が、損失している事を、政治家自身、肝に命じて欲しいものだ。

とにかく、おめでとう御座います。




koideroll at 11:42│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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