2010年11月13日
442
今日は、朝から新宿に行って来た。
今日初日の映画『442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍』を見るために。
最近テレビで、アメリカ日系人を題材していたドラマが、五夜連続放映していた。
先の戦争で、アメリカに移民していた日系人の二世逹が、アメリカ国籍を持つ身でありながら、親である一世と家族と共に、収容所に強制的に入れられ、敵性国人と見なされ、一世逹が築いた財産全てを放棄させ、差別されていた。
そこで、両親の名誉や人種差別に打ち勝つ為、多くの日系二世は、自主的に軍隊に志願したのであった。
彼らは、厳しい訓練の後、442連隊として、ハワイ出身日系人部隊の100大隊と合流し、やがて、ヨーロッパ戦線で、多くの戦死者を出しながらも、テキサス大隊の救出やナチスのダッハウ収容所のユダヤ人解放と言う快挙を成し遂げたのです。
ドラマでもありましたが、彼らの心の底にある、日系人としての誇り、そして、名誉回復の強い思いを、『ゴーフォーブローク!(当たって砕けろ)』を合言葉に、地獄のヨーロッパ戦線を戦ったのです。
この映画は、そんな彼ら442連隊を、鈴木潤一監督か撮った、ドキュメンタリーなのです。
前作『東洋宮武が覗いた時代』に続く、アメリカ日系人史ドキュメンタリーシリーズの第2作目になります。
私が、日本近代史に興味を持ち、いつの日か、真剣に勉強をし直おして行こうと思ったのも、学生時代に読んだ、日系人移民の本だったのです。
多くの日本人は、その日系人逹の歴史を知らず、学校で教えてももらえずに、生きている。
単純に戦争から、目をそむけ、根底にある事実を隠し続け、全て平和の美旗の元に、国家感までも、打ち消してしまおうとしている気がする。
国、国籍は違えど、彼ら日系人の源流は、日本人なのである。
そんな彼ら日系人に、この映画を通して、誇り、名誉、祖国の意味を、教えてもらった気がする。
そして今回初めて知った。
当時、東條英機や松岡洋祐らが、彼ら日系人に、『君逹日系人は、アメリカ国民なのだから、アメリカの為に戦え』と言っていたらしい。
日本の為ではなく、国籍のあるアメリカの為にと。
それは、武士道精神と国籍を有する国の為と言う事なんだろう。
今日初日の映画『442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍』を見るために。
最近テレビで、アメリカ日系人を題材していたドラマが、五夜連続放映していた。
先の戦争で、アメリカに移民していた日系人の二世逹が、アメリカ国籍を持つ身でありながら、親である一世と家族と共に、収容所に強制的に入れられ、敵性国人と見なされ、一世逹が築いた財産全てを放棄させ、差別されていた。
そこで、両親の名誉や人種差別に打ち勝つ為、多くの日系二世は、自主的に軍隊に志願したのであった。
彼らは、厳しい訓練の後、442連隊として、ハワイ出身日系人部隊の100大隊と合流し、やがて、ヨーロッパ戦線で、多くの戦死者を出しながらも、テキサス大隊の救出やナチスのダッハウ収容所のユダヤ人解放と言う快挙を成し遂げたのです。
ドラマでもありましたが、彼らの心の底にある、日系人としての誇り、そして、名誉回復の強い思いを、『ゴーフォーブローク!(当たって砕けろ)』を合言葉に、地獄のヨーロッパ戦線を戦ったのです。
この映画は、そんな彼ら442連隊を、鈴木潤一監督か撮った、ドキュメンタリーなのです。
前作『東洋宮武が覗いた時代』に続く、アメリカ日系人史ドキュメンタリーシリーズの第2作目になります。
私が、日本近代史に興味を持ち、いつの日か、真剣に勉強をし直おして行こうと思ったのも、学生時代に読んだ、日系人移民の本だったのです。
多くの日本人は、その日系人逹の歴史を知らず、学校で教えてももらえずに、生きている。
単純に戦争から、目をそむけ、根底にある事実を隠し続け、全て平和の美旗の元に、国家感までも、打ち消してしまおうとしている気がする。
国、国籍は違えど、彼ら日系人の源流は、日本人なのである。
そんな彼ら日系人に、この映画を通して、誇り、名誉、祖国の意味を、教えてもらった気がする。
そして今回初めて知った。
当時、東條英機や松岡洋祐らが、彼ら日系人に、『君逹日系人は、アメリカ国民なのだから、アメリカの為に戦え』と言っていたらしい。
日本の為ではなく、国籍のあるアメリカの為にと。
それは、武士道精神と国籍を有する国の為と言う事なんだろう。