2011年01月19日

千葉ロッテマリーンズ。5

先日、取引銀行若手経営者の会での、新春講演会&賀詞交歓会に出席した。

今年の講演は、我が地元千葉県のプロ野球チームである、千葉ロッテマリーンズの西村徳文監督でした。

西村監督は、ほとんど講演という講演をしない人との事でしたが、今回は、特別にこの会の為に引き受けて頂いたらしく、楽しみにしていました。

ご存知のように、千葉ロッテナリーンズは、リーグ優勝を逃し3位から、クライマックスシリーズを勝ち、日本シリーズも逆転勝ちをし、晴れて日本一になったのです。

この優勝で、『下剋上』と言う言葉も流行ったのも、納得がいきます。

今回、この西村監督が、チームを日本一に導く為に、何をしたかを話して頂きました。

実際に監督を目にすると、ユニホームを着ている姿より、一段と若か若しいく、話し口調も柔らかで、非常に実直な誠実さを感じました。

スポーツ選手と言うと、身体が大きく、声が大きく、押し出しの強い方が多い印象なのですが、監督はとてもスマートな方でした。

バレンタイン前監督から引き継いた時は、チーム自体が、バラバラになって来ていた様な状態だったらしい。

そこで、監督は、『和』と言う言葉をスローガンにした。

西村監督自身、現役を引退してから二軍コーチをし、一軍コーチそしてヘッドコーチとして、ロッテと言う球団一筋で、その間に10人の監督に仕えたらしい。

そして、その10人の監督に仕えた事で、いい面、悪い面を目の当たりにして、自分自身の選手に関する指導の仕方を西村流として、確立されたのだろう。

そして、その経験から生み出されたのが、『和』と言うもので、その『和』は、『信は力なり』とも重なり、平常心で一人一人が理解出来れば、それは大きな力となる。

常に監督は選手たちに、自分の考えを話し伝えて、理解してもらうようにして行ったらしい。

そして、選手が、監督が話した事を理解出来る様になる事こそが、チームの『和』を導いてくれる。

プロ野球の一流選手達は、個性派揃いで、一筋縄では行かないだろうが、以前コーチ時代に10人の監督に仕えた経験あったからこそ、出来たのではないか。

そしてその、『和』のあきらめない気持ちを維持し続ける事があったからこそ、優勝を選手と共に、勝ち取ることが出来たのだろう。

淡々と朴訥に話す、西村監督に、とても感動を覚えたのです。


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koideroll at 12:05│Comments(1)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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この記事へのコメント

1. Posted by ロッテファンの社員   2011年01月19日 12:37
5
ウラヤマシイです。

自分の事でもないのに、

勝手に社内・外のロッテファンの人に

言いふらしてます。


西村徳文監督と握手したその手は、

洗ってませんよね…。

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