2011年07月14日

政府の品性・品格の欠如。2

昨日の、産経新聞の産経抄で、八田與一氏を取り上げていた。

八田氏は、日本統治下の台湾で、烏山頭ダムの設計・建設に貢献し水利事業に取組んだ人なのです。

このブログでも紹介し、数年前には無性に八田氏か建設したダムを見たくなり、一人で台湾に行って来たのでした。

そんな、八田氏が建設したダムと用水を、世界遺産に登録しようとする運動が起きているらしい。

しかし台湾は、世界遺産を決めるユネスコには加盟しておらず、この登録には、日本の力が不可欠との事。

この産経抄では、日本の対応を心配している。

今回の東日本大震災で、台湾からは、170億円と言う巨額の義援金が寄せられた。

にも関わらす、被災した私費留学生を支援する文科省の緊急奨学金から、台湾の学生だけが除外された。

それは、何故か?

表向き、日本と国交がないからとの理由からだそうだ。

中国人には、感謝を表しへつらい、台湾人には、感謝の気持ちを持てない国家に成り下がってしまったのだろうか?

戦後から今の教育では、戦前の海外の日本統治国を、全て巨悪とし、一括りに否定している教育界の歴史観から、多くの日本人が、統治国で行った数々の偉業や業績を、あえて後世に伝えようとせずに、抹消しようとしている。

やはり、伝えるべきは、後世に伝えるべきだ。


今の政治家は、常に国民の為、国益の為と言えば、耳障りよく聞こえるかと勘違いして、吠えまくる。

この国を本当に愛し、国家と言う本当の意味を理解した、品性・品格を持った人が、
過去を正当に理解し、未来に向けてこの国を導くべきである。

場当たり的で判断力の欠如した、目が虚ろの左派系総理の下では、日本人として堂々と胸をはれないではないのではないか・・




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koideroll at 11:34│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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