2013年03月11日

最近読んだ本100。3

今日で、東日本大震災から2年が経過した。

その日に偶然に選んだ本は、100冊記念であった。

書店で目につき直ぐに買った本の題名は、『社長は少しバカがいい。』鈴木喬著 WAVE出版。

現エステー株式会社会長である鈴木氏は、日本生命トップセールスマンとして活躍をしていたが、父と兄が経営していた旧エステー化学工業に出向し、1998年に社長に就任した。

社内改革やリストラをしそして、社員の反対を押し切って、新商品開発を年間1点に絞り『消臭ポット』を大ヒットさせてその後『消臭力』他をヒットさせ、会社の成長の礎を築いた。

この本に書かれている鈴木氏の社長哲学は、おこがましいのだが私の考えに非常に似ているのです、自分で勝手に思い込んでいるのか判りませんが。

この本の中で、鈴木氏は言っているのです。

『まず、怖れられろ。慕われるのは、その後だ』、『社長は、高く「旗」を掲げろ』、『変わり続けなければ、生き残れない』など・・。

そして、うかつにもうるっと来た章もあった。

震災直後の『赤毛のアン』の仙台公演実施やアカペラでミゲル君が歌った消臭力のCMソングの本当の意味を、この本を通じて理解した。

その事が書いてある最終章の所で、うかつにも、うるっとしてしまった。

こんな社長って、日本にもいたんだな。

まだまだ日本人の気概をもった、サムライもいるんだな。

でも、私らの世代でもいるはずだ!

そんな、『日本の為だ、文句があるか!』と真直ぐに言える社長に、私もなってやる。

この、東日本大震災の2年後の今日、この本を読み終えた事に、何故だか運命を感じた。

そして、社員一同と共に、本日14時46分被災に遭われた方々へ哀悼の意そして、復興の思いと誓いを表すべく黙祷を捧げたのです。




社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則
社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則


koideroll at 15:28│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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