2013年07月15日

みたままつり。5

先日、毎年足を運んでいる靖国神社の『みたままつり』へ行ってきた。

昭和22年から開催されているみたままつりは、大小三万の提灯と著名人による懸雪洞に火が灯り、雄大でありそして神秘的であるのです。

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当日も土砂降りの雨の中、丁度地下鉄から地上に上がった途端、ぴたっと偶然雨が止んだのだ。

ゆっくり参道を歩きながら神殿に向かう時、何気なく左手を見ると、目が止まったのだ。

あれだけの数の懸雪洞の中で、目にしたのは、台湾の李登輝さんの物であった。

日頃から台湾に興味がある私としては、偶然でありやはり必然な事だと思った。

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この靖国神社については、歪められた歴史的史実の基に、自分たちのイデオロギーの正当性を高める為に、いろいろと叫んでいる人達もいるのが現実です。

しかし、お祭りとはいえ、しっかりとした日本近代史も学校で学んでいない若い人たちが、境内を散策してワイワイ歩きながら、ゆっくりと列をなして向かっている先は、靖国神社の神殿なのです。

そして、自然と両手を合わせている姿を見て、まだまだ、日本人も捨てたものではないのだと安心した。

我々日本人は、隣国の大国とは違って、まだまだ民度は高く、神社仏閣に行った際は、節度を持って頭を下げて手を合わせるのです。

こんな国民はいないであろう。

それは、先の東日本大震災での際、秩序を守った多くの被災者の皆さんからも見て取れるのです。

まだ一度もみたま祭りに行った事のない方は、来年こそは行って見て下さい。

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koideroll at 16:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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