2015年04月24日

強い営業とは?4

先日、親しくしている方から、部下を交えたディスカッションをしませんかとのお誘いを受けて貸会議室を使用し開催した。

当社と2支店3事業所の総勢13名で、下は入社2年目からベテランまで、社長・支店長の上位職者も含めてまずは2時間弱のディスカッションはスタートした。

今回の目的は、若手営業マンが同じ課題を抱えているであろう異業種&他店舗営業マンと意見交換をし、お互いの現在の課題を出し合って、各上席者がその課題について自ら考える意見を、思いやりと厳しさをもって導くと言う趣旨でした。

やはり営業マンとして業種は違えど、悩みは似ているのだが、その問題の解決に向けるアプローチの仕方が大分違う。

その違った仕組みを聞くうちに、当社に取り入れれば大幅に社内の仕組みがガラッと変わるのでは無いかと思えるヒントが幾つか隠されていた。

当社からは、私と管理職1名、そして若手営業マン2名が参加した。

彼らに与えた宿題は、5月初旬に今回のディスカッションで学び感じ当社に取り入れるべき事を含め、営業部ミーティングで発表をする事とした。

その際に、私が感じた事を気が付いてくれれば良いのだが。

常々私は製造業の強みは、『強い営業力』だと思っている。

『技術力』こそが製造業の強さだという事もわかるのだが、その技術力を高めなければならない情報や要求は、どこから来ているのだろうか?

それは、顧客が一番望んでいる要求である。

その要求を聞くのは、誰なのだ?

社長や営業マンではないか。

その顧客からの無理難題の要求を持ってくる人こそ、営業マンであり営業する社長であるのです。

その無理難題をクリアする為に、製造部門は技術開発を繰り返し、どこにも負けない製品を自らの努力で作り上げるのではないか。

会社の技術や利益の先頭に立つ営業マンこそ、技術系エンジニアに負けないくらいの自負と強い志を持って、顧客に向き合う事が出来れば、必ずや仕事として形になると私は常に思っているのです。

他社の若手営業マンに、何か伝え何か参考になる事を話す事が出来たかは分からないが、いつもの持論をオブラートに包む事無く、はっきりと話をする事が出来たと思う。

それにしても、この様な場で自社の若手社員の姿を見ていると、少しは成長してきたかなとも思えてきたのです。




koideroll at 15:01│Comments(3)TrackBack(0)clip!社長の日記 

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この記事へのコメント

1. Posted by 小林 大祐   2015年04月24日 20:34
5 先日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
社長のお話から強い営業力がなぜ必要なのかが伝わりました!営業力がなければ顧客から要求を引き出すこともできないと私も考えております。
また私自身今後もっと営業力を磨いていけたらと思います。
末筆ながら皆様がたによろしくお伝えくださいますようお願い申し上げます。
2. Posted by 佐藤 信之   2015年04月24日 20:55
先日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
強い営業とは。色々な意見が飛び交い、本当に勉強になりました。
お客様の考えている事の1歩上へ。お客様の真意は何かを考える。自分が思っている事プラス1つを見つけるられる様な営業マンになろうと、強く思いました。本当にありがとうございました。
末筆ではございますが、皆様にもよろしくお伝え下さい。
3. Posted by 明治維新   2015年04月27日 08:29
4 小林さん、佐藤さん。コメント有難う御座います。
色々と勝手な持論を話したので、参考になるかは分かりませんが、若い皆さんの考え方から私にとっても学ぶことがありましたので、こちらこそ有難う御座いました。

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