2021年07月19日

最近読んだ本200回投稿記念

今回は記念すべき200回記念投稿となりました。

ご紹介する本は、『エルメス』戸田理衣奈 著 新潮新書です。

この本の投稿は、今回で200回となりますが、実は、未投稿の数多くの本を読んでおり、多分100冊近くは読んでいると思います。

それで何故投稿しなかったかと言いますと、投稿に値しなかった書籍の数々や、かなり偏った傾向にある本やら、サブカルやら趣味やらの雑誌に近い書籍の数々であったので・・・

今回の本である『エルメス』は、パリで1837年創業し184年と言う長きに渡って、世界的な高級ブランドの地位を未だに維持し続けている。

馬具工房からスタートしたことは知っていたのですが、企業規模として小さく、上場後でも徹底した同族経営で、親族の株式所有率も極めて高い事は、この本を読むまで知らなかった事です。

日本企業も、多くの創業年数の長い会社は数多くありますが、このブランドとしての【エルメス】は、何がこれだけ人を惹きつける魅力があるのか?

なぜこれだけ高価な製品を、皆がこぞって買いたがるのか?

その辺も読んでいくうちに理解する事が出来ます。

そしてエルメスが、創業からの『伝統』だけでなく、『革新』を織り交ぜた事での発展したと言う事と、それだけでない『ブランド』としての、本当の強さを知る事が出来た。

当社も、【エルメス】には足元にも及ばないが、創業1914年と107年企業である。

それも製造業であり根底にあるのは、エルメスのような高水準の職人技術である。

私達の未来への参考になった一冊であり、あえて200回記念投稿の書籍としたのです。


‐伝統あるブランドでも革新がなければ付加価値が無い‐ 5代目ジャン・ルイ・デュマ・エルメス

現在のコロナ禍で苦戦してるのかと思って調べてみたら、やはりエルメスは強かった。

この本で、ブランドという本当の意味を知った気がしました。

エルメス(新潮新書)
戸矢 理衣奈
新潮社
2012-05-04



koideroll at 14:43│Comments(0)clip! 

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