本
2022年07月29日
最近読んだ本109・110
今回本は、原作とコミックの二冊です。
『収容所からの手紙』辺見じゅん著 文春文庫そして、『ラーゲリ 収容所から来た遺書』原作辺見じゅん 漫画 河井克夫 文藝春秋社です。
二宮和也さん主演で今年の冬公開の予定の、原作となります。
多くの日本人は、第二次世界大戦終戦後の日本軍捕虜や多くの民間人が、ソ連軍によってシベリアの労働力として長期間にわたり収容所隔離され、極寒の中過酷な強制労働と飢餓そして、精神的思想洗脳を人権無視で行ってきた事実を知っているだろうか?
この本は強制収容所(ラーリゲ)の中で、主人公の遺族の為にしたためられた6通の遺書を、いつか来るダモイ(帰国)の日の為にと・・・
原作を読んでから漫画を読んだので、描写がとても理解しやすかった。
そして今、何故そんなシベリアの強制収容所に長期間とらわれていたのか。
そんな史実を何故この国は、教えてこなかったのか?
是非この事実を読んで見て下さい。
『収容所からの手紙』辺見じゅん著 文春文庫そして、『ラーゲリ 収容所から来た遺書』原作辺見じゅん 漫画 河井克夫 文藝春秋社です。
二宮和也さん主演で今年の冬公開の予定の、原作となります。
多くの日本人は、第二次世界大戦終戦後の日本軍捕虜や多くの民間人が、ソ連軍によってシベリアの労働力として長期間にわたり収容所隔離され、極寒の中過酷な強制労働と飢餓そして、精神的思想洗脳を人権無視で行ってきた事実を知っているだろうか?
この本は強制収容所(ラーリゲ)の中で、主人公の遺族の為にしたためられた6通の遺書を、いつか来るダモイ(帰国)の日の為にと・・・
原作を読んでから漫画を読んだので、描写がとても理解しやすかった。
そして今、何故そんなシベリアの強制収容所に長期間とらわれていたのか。
そんな史実を何故この国は、教えてこなかったのか?
是非この事実を読んで見て下さい。
2022年07月28日
最近読んだ本108。
今回の本は、『はたらくきほん100』松浦弥太郎 野尻哲也 著 マガジンハウスです。
以前ご紹介をしている松浦弥太郎さんの本『100の基本』の様に、読みやすくそして分かりやすく、
読んでいくうちに納得し腑に落ちてくる本です。
そして、松浦弥太郎さんと野尻哲也さんが、「はたらくきほん100」「リーダーのきほん100」「あなたのきほん100」と三つの章で書かれています。
お二人が語りあって文字に起こした【きほん】は、言われてみたらもっともの事だらけであって、気付かなかった事だらけかもしれない。
だからお二人は、本にしたのでしょう。
「文字」におこすと、それだけで耳からではなく視覚から脳に入ってくる。
だから私は本が好きなんだと思う。
良い本です。
読んで見たらわかると思います。
でも出来たら、耳から直接聞いてみたいのです。
以前ご紹介をしている松浦弥太郎さんの本『100の基本』の様に、読みやすくそして分かりやすく、
読んでいくうちに納得し腑に落ちてくる本です。
そして、松浦弥太郎さんと野尻哲也さんが、「はたらくきほん100」「リーダーのきほん100」「あなたのきほん100」と三つの章で書かれています。
お二人が語りあって文字に起こした【きほん】は、言われてみたらもっともの事だらけであって、気付かなかった事だらけかもしれない。
だからお二人は、本にしたのでしょう。
「文字」におこすと、それだけで耳からではなく視覚から脳に入ってくる。
だから私は本が好きなんだと思う。
良い本です。
読んで見たらわかると思います。
でも出来たら、耳から直接聞いてみたいのです。
2022年04月07日
最近読んだ本207。
今回の本は、『91歳。一歩一歩、また一歩。必ず頂点に辿り着く』道場六三郎著KADOKAWA。
多分私と同世代の人ならば、1990年代一世を風靡した超人気テレビ番組『料理の鉄人』で、和の鉄人
として多くの挑戦者を撃破していた、料理人道場六三郎さんです。
この番組は、収録のその場でテーマ食材が発表されて、その食材に合う料理を時間内に作って、挑戦者の料理と鉄人の料理を審査員が判定するという番組です。
若かった私は、面白くて毎回欠かさず見ていました。
ただ若すぎていたので、それほど美味しい料理を食べた事が無かったので、実際に自分の舌で味わったことのない食材や料理だったので、何んだか分からないが美味しそうとか、いつか食べてみたいななって思いながら、見ていたことを思い出します。
そんな鉄人道場六三郎さんの、91歳という。
何人かのお弟子さんのお店は、言った事が有りますが、どちらのお店もとてもおいしいお店で、道場さんの教えが浸透されています。
ほとんどお店には立たないみたいですが、今はYouTube番組『鉄人の台所』で10万人のフォロワーがいるほどの番組を発信されています。
この本を読んで、出会ったことのない道場六三郎さんですが、顔に出ているお人柄が間違えなかったと、つくづく実感しました。
道場さんは、著書の中で「過去にとらわれず今を生きる」言っています。
この言葉が、今の自分に一番身に沁みました。
とてもいい本でした。機会が有ったら読んで見て下さい。
多分私と同世代の人ならば、1990年代一世を風靡した超人気テレビ番組『料理の鉄人』で、和の鉄人
として多くの挑戦者を撃破していた、料理人道場六三郎さんです。
この番組は、収録のその場でテーマ食材が発表されて、その食材に合う料理を時間内に作って、挑戦者の料理と鉄人の料理を審査員が判定するという番組です。
若かった私は、面白くて毎回欠かさず見ていました。
ただ若すぎていたので、それほど美味しい料理を食べた事が無かったので、実際に自分の舌で味わったことのない食材や料理だったので、何んだか分からないが美味しそうとか、いつか食べてみたいななって思いながら、見ていたことを思い出します。
そんな鉄人道場六三郎さんの、91歳という。
何人かのお弟子さんのお店は、言った事が有りますが、どちらのお店もとてもおいしいお店で、道場さんの教えが浸透されています。
ほとんどお店には立たないみたいですが、今はYouTube番組『鉄人の台所』で10万人のフォロワーがいるほどの番組を発信されています。
この本を読んで、出会ったことのない道場六三郎さんですが、顔に出ているお人柄が間違えなかったと、つくづく実感しました。
道場さんは、著書の中で「過去にとらわれず今を生きる」言っています。
この言葉が、今の自分に一番身に沁みました。
とてもいい本でした。機会が有ったら読んで見て下さい。
2022年02月24日
最近読んだ本206。
今回の本の紹介は、前回に引き続いて仏教系の本。
『マイ仏教』みうらじゅん著 新潮新書です。
前回の笑い飯哲夫さんの般若心経の本から、今度はみうらじゅんさんの仏教の本。
これがまた、めちゃ分かりやすくて面白い。
一気に読んでしまった本です。
般若心経の本もですが、宗教系の本これは仏教に限らず、キリスト教イスラム教等々国内の宗教問わずに、基本的知識ベースが無いといささか入りにくい分野です。
何事もそうですが、私みたいにあまり利口ではない人間が、やっと興味を持ち始めた時、基礎系の本を読んで見て、必ず挫折してウキペディア等々のネット見て済ませてしまって、知ったふりしてしまって、実は何も残っていませんでした、なんてよくあると思います。
これは何事にも言えますが・・・
しかし今回の本は、めちゃ分かりやすいし、頭に入りやすい。
しかも、実はみうらじゅんさんが仏教少年であり、中高一貫の仏教系男子校であった経緯など、幼少期から何故仏教が好きになったかを、とてもコミカルに背景も分かりやすく書かれていて、非常楽しい本でした。
そもそも私は、みうらじゅんさん自体が好きな事もあって、この本を読んで見て、仏教がちょっとだけ分かったような気がしてます。
皆さんもぜひ興味が有ったら、お手に取ってみて下さい。
『マイ仏教』みうらじゅん著 新潮新書です。
前回の笑い飯哲夫さんの般若心経の本から、今度はみうらじゅんさんの仏教の本。
これがまた、めちゃ分かりやすくて面白い。
一気に読んでしまった本です。
般若心経の本もですが、宗教系の本これは仏教に限らず、キリスト教イスラム教等々国内の宗教問わずに、基本的知識ベースが無いといささか入りにくい分野です。
何事もそうですが、私みたいにあまり利口ではない人間が、やっと興味を持ち始めた時、基礎系の本を読んで見て、必ず挫折してウキペディア等々のネット見て済ませてしまって、知ったふりしてしまって、実は何も残っていませんでした、なんてよくあると思います。
これは何事にも言えますが・・・
しかし今回の本は、めちゃ分かりやすいし、頭に入りやすい。
しかも、実はみうらじゅんさんが仏教少年であり、中高一貫の仏教系男子校であった経緯など、幼少期から何故仏教が好きになったかを、とてもコミカルに背景も分かりやすく書かれていて、非常楽しい本でした。
そもそも私は、みうらじゅんさん自体が好きな事もあって、この本を読んで見て、仏教がちょっとだけ分かったような気がしてます。
皆さんもぜひ興味が有ったら、お手に取ってみて下さい。
2022年01月20日
最近読んだ本205。
新春第一回目の本の紹介は、『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』笑い飯哲夫著 ヨシモトブックス。
何か面白い本ないかとamazon見ていたら、何気なく目についたこの本。
初老になりつつある私も、最近写経なんぞは良いよと勧められたり、奈良に行ってみたくなったり、仏教って何だろうと思ってたんで、瞬間でポチしてしまいました笑
一緒にいとうせいこうさんの本もポチしたので、こちらは後日投稿します。
実家は、禅宗曹洞宗なのですが、何故か祖父は神道で葬儀したりして、その関係で私も神道に関しては、かなり興味があるのですが、恥ずかしいながら仏教に関しては一般的な浅くて広い知識なんです。
とは言え最近、何故だか仏像やらお寺やらに興味を持ち始めていた矢先、この本みて今知っている般若心経とは?
この本読んで、初めの挨拶文から爆笑でした。
笑いながら、この般若心経の解釈が、読めば読むほど解ってきます。
この哲夫さん、天才ですわ!
直ぐにファンになりました。
ぜひ皆さん、般若心経って?
なんなん?
と思いのお方は、是非読んでみてください。
あてこの本、初版2009年なんですが、2019年で12刷てなってました‼️
何か面白い本ないかとamazon見ていたら、何気なく目についたこの本。
初老になりつつある私も、最近写経なんぞは良いよと勧められたり、奈良に行ってみたくなったり、仏教って何だろうと思ってたんで、瞬間でポチしてしまいました笑
一緒にいとうせいこうさんの本もポチしたので、こちらは後日投稿します。
実家は、禅宗曹洞宗なのですが、何故か祖父は神道で葬儀したりして、その関係で私も神道に関しては、かなり興味があるのですが、恥ずかしいながら仏教に関しては一般的な浅くて広い知識なんです。
とは言え最近、何故だか仏像やらお寺やらに興味を持ち始めていた矢先、この本みて今知っている般若心経とは?
この本読んで、初めの挨拶文から爆笑でした。
笑いながら、この般若心経の解釈が、読めば読むほど解ってきます。
この哲夫さん、天才ですわ!
直ぐにファンになりました。
ぜひ皆さん、般若心経って?
なんなん?
と思いのお方は、是非読んでみてください。
あてこの本、初版2009年なんですが、2019年で12刷てなってました‼️
2021年11月22日
最近読んだ本204。
今回の本は、『中村天風の生きる手本』宇野千代著 中村天風述 三笠書房です。
この本は、中村天風の講和を作家の宇野千代が分かりやすく書かれた本である。
中村天風は、戦時中は旧日本帝国陸軍の軍事探偵であり、思想家でありヨーガ行者そして実業家です。
私も名前は知っていたのですが、まず読んで見ようと思ってこの本にしました。
もっとも有名な本として、『運命を拓く』です。
この本は、あのメジャーリーガーの大谷翔平選手が、渡米前から熟読していた本の一冊として最近も有名ですが、まだ未熟な私としては、この本が分かりやすかったです。
この本の中で、『幸福になるひとは「怒らない」「悲観しない」「恐れない」』だそうです。
中村天風の講和を宇野千代が、そのニュアンスもそのままに文章に起こしたものなので、読んでいると頭の中に、実際にはあったことも聞いた事もない『中村天風』という偉大な人間が、イメージできる本である。
こんな天才的な思想家の著書を、若き頃より読んでいた大谷翔平という人物の凄さに、本当にびっくりさせられた。
この本は、中村天風の講和を作家の宇野千代が分かりやすく書かれた本である。
中村天風は、戦時中は旧日本帝国陸軍の軍事探偵であり、思想家でありヨーガ行者そして実業家です。
私も名前は知っていたのですが、まず読んで見ようと思ってこの本にしました。
もっとも有名な本として、『運命を拓く』です。
この本は、あのメジャーリーガーの大谷翔平選手が、渡米前から熟読していた本の一冊として最近も有名ですが、まだ未熟な私としては、この本が分かりやすかったです。
この本の中で、『幸福になるひとは「怒らない」「悲観しない」「恐れない」』だそうです。
中村天風の講和を宇野千代が、そのニュアンスもそのままに文章に起こしたものなので、読んでいると頭の中に、実際にはあったことも聞いた事もない『中村天風』という偉大な人間が、イメージできる本である。
こんな天才的な思想家の著書を、若き頃より読んでいた大谷翔平という人物の凄さに、本当にびっくりさせられた。
2021年10月13日
最近読んだ本203。
今回は、『燃えよ剣 上下』司馬遼太郎著新潮文庫。
私が高校一年の時に、古本屋で買って、無我夢中で読み切った本。
当時の高校生には魅力的だった新撰組。
そして土方歳三と言う男の生き様に、高校生の私はいちころとなった。
今思えば、初めて読んだ司馬遼太郎の本であったが、初めてが『燃えよ剣』で良かったと思う。
これで、司馬遼太郎が好きになったからだ。
そして、古本屋に通い詰め、ありとあらゆる新撰組の本を読み漁ったのです。
今回この『燃えよ剣』が、岡田准一さんの主演で映画化されたのを知り、42年経った今、再度読みたくなって読んでみたのです。
今読んでも面白い。
土方歳三には痺れますな。
彼の生き方やお雪さんへの愛し方。
たまらない男だなと、今さらだが思う。
映画公開したら、見に行って見ようと思う。
岡田准一さんも、大好きな俳優であり、キャストがまた良い役者揃えてるので。
この幕末の時代が好きで、いや新撰組が好きになったから、幕末が好きになったとも言える。
そしてこの本で、司馬遼太郎が好きになり、『坂の上の雲』を読んでしまって、明治維新に傾倒していったのです。
私の名前である『明治』から、やはり『明治維新』のその熱き時代に行き着いたのです。
私が高校一年の時に、古本屋で買って、無我夢中で読み切った本。
当時の高校生には魅力的だった新撰組。
そして土方歳三と言う男の生き様に、高校生の私はいちころとなった。
今思えば、初めて読んだ司馬遼太郎の本であったが、初めてが『燃えよ剣』で良かったと思う。
これで、司馬遼太郎が好きになったからだ。
そして、古本屋に通い詰め、ありとあらゆる新撰組の本を読み漁ったのです。
今回この『燃えよ剣』が、岡田准一さんの主演で映画化されたのを知り、42年経った今、再度読みたくなって読んでみたのです。
今読んでも面白い。
土方歳三には痺れますな。
彼の生き方やお雪さんへの愛し方。
たまらない男だなと、今さらだが思う。
映画公開したら、見に行って見ようと思う。
岡田准一さんも、大好きな俳優であり、キャストがまた良い役者揃えてるので。
この幕末の時代が好きで、いや新撰組が好きになったから、幕末が好きになったとも言える。
そしてこの本で、司馬遼太郎が好きになり、『坂の上の雲』を読んでしまって、明治維新に傾倒していったのです。
私の名前である『明治』から、やはり『明治維新』のその熱き時代に行き着いたのです。
2021年10月01日
2021年09月13日
最近読んだ本201回。
今回の本は、『京味物語』野地 秩嘉 著 光文社です。
新橋にあった日本料理店『京味』は、京都出身の西健一郎の店である。
有名だったので知ってはいたが、訪れて料理人西健一郎の作った料理は食べた事が無い。
2019年に、その西健一郎がなくなった。
この本を読んで、亡くなられそして店も閉店してしまった今、本当に訪れ食べてみたくなるお店だとお待った。
料理人西健一郎の世界が凝縮されていて、その料理も彼自身で説明されている。
奥深き、京都の日本料理。
『おいしいもんと珍しいもんは違う』それが分かった。
季節の物の良さを引き出す料理。
京味のおせちを食べてみたくなった。
日本料理の奥深さのほんのちょっとだけ分かった気がした。
新橋にあった日本料理店『京味』は、京都出身の西健一郎の店である。
有名だったので知ってはいたが、訪れて料理人西健一郎の作った料理は食べた事が無い。
2019年に、その西健一郎がなくなった。
この本を読んで、亡くなられそして店も閉店してしまった今、本当に訪れ食べてみたくなるお店だとお待った。
料理人西健一郎の世界が凝縮されていて、その料理も彼自身で説明されている。
奥深き、京都の日本料理。
『おいしいもんと珍しいもんは違う』それが分かった。
季節の物の良さを引き出す料理。
京味のおせちを食べてみたくなった。
日本料理の奥深さのほんのちょっとだけ分かった気がした。
2021年07月19日
最近読んだ本200回投稿記念
今回は記念すべき200回記念投稿となりました。
ご紹介する本は、『エルメス』戸田理衣奈 著 新潮新書です。
この本の投稿は、今回で200回となりますが、実は、未投稿の数多くの本を読んでおり、多分100冊近くは読んでいると思います。
それで何故投稿しなかったかと言いますと、投稿に値しなかった書籍の数々や、かなり偏った傾向にある本やら、サブカルやら趣味やらの雑誌に近い書籍の数々であったので・・・
今回の本である『エルメス』は、パリで1837年創業し184年と言う長きに渡って、世界的な高級ブランドの地位を未だに維持し続けている。
馬具工房からスタートしたことは知っていたのですが、企業規模として小さく、上場後でも徹底した同族経営で、親族の株式所有率も極めて高い事は、この本を読むまで知らなかった事です。
日本企業も、多くの創業年数の長い会社は数多くありますが、このブランドとしての【エルメス】は、何がこれだけ人を惹きつける魅力があるのか?
なぜこれだけ高価な製品を、皆がこぞって買いたがるのか?
その辺も読んでいくうちに理解する事が出来ます。
そしてエルメスが、創業からの『伝統』だけでなく、『革新』を織り交ぜた事での発展したと言う事と、それだけでない『ブランド』としての、本当の強さを知る事が出来た。
当社も、【エルメス】には足元にも及ばないが、創業1914年と107年企業である。
それも製造業であり根底にあるのは、エルメスのような高水準の職人技術である。
私達の未来への参考になった一冊であり、あえて200回記念投稿の書籍としたのです。
‐伝統あるブランドでも革新がなければ付加価値が無い‐ 5代目ジャン・ルイ・デュマ・エルメス
現在のコロナ禍で苦戦してるのかと思って調べてみたら、やはりエルメスは強かった。
この本で、ブランドという本当の意味を知った気がしました。
ご紹介する本は、『エルメス』戸田理衣奈 著 新潮新書です。
この本の投稿は、今回で200回となりますが、実は、未投稿の数多くの本を読んでおり、多分100冊近くは読んでいると思います。
それで何故投稿しなかったかと言いますと、投稿に値しなかった書籍の数々や、かなり偏った傾向にある本やら、サブカルやら趣味やらの雑誌に近い書籍の数々であったので・・・
今回の本である『エルメス』は、パリで1837年創業し184年と言う長きに渡って、世界的な高級ブランドの地位を未だに維持し続けている。
馬具工房からスタートしたことは知っていたのですが、企業規模として小さく、上場後でも徹底した同族経営で、親族の株式所有率も極めて高い事は、この本を読むまで知らなかった事です。
日本企業も、多くの創業年数の長い会社は数多くありますが、このブランドとしての【エルメス】は、何がこれだけ人を惹きつける魅力があるのか?
なぜこれだけ高価な製品を、皆がこぞって買いたがるのか?
その辺も読んでいくうちに理解する事が出来ます。
そしてエルメスが、創業からの『伝統』だけでなく、『革新』を織り交ぜた事での発展したと言う事と、それだけでない『ブランド』としての、本当の強さを知る事が出来た。
当社も、【エルメス】には足元にも及ばないが、創業1914年と107年企業である。
それも製造業であり根底にあるのは、エルメスのような高水準の職人技術である。
私達の未来への参考になった一冊であり、あえて200回記念投稿の書籍としたのです。
‐伝統あるブランドでも革新がなければ付加価値が無い‐ 5代目ジャン・ルイ・デュマ・エルメス
現在のコロナ禍で苦戦してるのかと思って調べてみたら、やはりエルメスは強かった。
この本で、ブランドという本当の意味を知った気がしました。