2018年04月

2018年04月03日

入社式を終えて。5

昨日の4月2日は、当社の入社式であった。

平成三十年度の入社は、3名での入社式となった。

新たに小出ロールに入社した彼らの顔を見ていると、数か月前の内定式で会った時の顔つきから、更に大人びたように感じられたのです。

よく「一生に一度の・・」と、入社式でも言われていますが、本当にその通りだと思います。

三年離職率三割とも言われているこのご時世ではどうでしょう。

私が入社した時代の終身雇用なんて、その言葉自体が全ての会社で当てはまらなくなり、入社する側の働着方自体の考えも変わってきている。

終身雇用なんて、合わなくなってしまっているのか?と思ってしまうほどの今の時代には、入社したてでもすぐに退職していまっている人が多くなってきている。

転職をして入社したわけでなく、晴れて学校を卒業して、初めて会社に就職をして社会人になった際の入社での「入社式」こそが、だからこそ「一生に一度」の晴れ舞台なのです。

初めて社会人になった時、会社での儀式的なようなものではありますが、実際の新入社員にとっては重要な行事の一つだともいえます。

最近は、「入社式」不要論だとか、名称変えたりとか、いろいろな意見が多く有りますが、中小企業の社長の立場で言いますと、私個人的にはどんなに人数少なくとも、どんなに厳しい事情や環境変わろうとも、絶対に行うべき式典だと思っています。

今年この三名の新入社員には、当社創業103年の歴史そして、現在第二創業の4年目の年である本年度の年度方針も含め話をしたのです。

その中で、特に私が毎日のように発信している、「常に向上心を持ち自ら考える集団になろう」そして「謙虚で素直な心を持とう」と言う事を理解して実践継続してくれる様に、話しをしたのです。

毎年思う事なのだが、素直な心を持った、若い感性と行動力で、多くの先輩たちを刺激してもらいたいのです。

そんな話をしている私を、真剣な眼差しで食い入る様に見ている六つの眼を見ていると、毎年の事ながら、私自信も責任の重さに、今また背筋が伸びる思いです。

それにしても、三十数年前の私の入社式は、忘れられなかったなと思います。

その日、色々な事が目まぐるしく起こって、昭和末期の時代を新入社員でむかえた事に、今更ながら良かったと思えています。

だって、『新人類』って言われてたんですよ。

それが、『いっちょ前の仕事好きなおっちゃん』となってるんですから、今年の新入社員も、立派に成長しますよ。

頑張れ平成30年度入社組!

koideroll at 13:57|PermalinkComments(0)clip!社長の日記