2019年04月

2019年04月23日

最近読んだ本163.164。

今回の本は、『一日一生』『続・一日一生』酒井雄哉著 朝日新書です。

以前読んで感銘を受けたのですが、続編がある事を知り、あらためて二冊完読してみました。

「千日回峰行」を二度にわたり成し遂げた、天台宗大阿闍梨であられる酒井雄哉さんの著書。

読めば読むほどに、自分の悩みの薄っぺらさに気づかせて頂ける。

その一言一言が、今の私には腑に落ちてくる。

宗教的な言い回しではなく、人間として、自ら発する当たり前の言葉が染み渡る。

また時期を見て、読み返してみるつもり。

今と違う受け止め方になるだろう。

本当に感銘を受けた本出でした。


一日一生 (朝日新書)
天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉



続・一日一生 (朝日新書)
酒井雄哉
2014-03-13




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2019年04月11日

最近読んだ本162。4

今回の本は、『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲 』石田衣良著 毎日新聞出版です。

この作家の石田衣良さんは、私の大好きな作家の中の一人で、代表作の「池袋ウエストゲートパーク」はすべて読破しています。

彼が描く若者の感情の描写がとても好きなのです。

その彼が久しぶりに少年の感情を鮮明に描いた物語です。

現在の若い世代の人が学校で教えられていない、昭和20年3月10日の『東京大空襲』を題材に、日米ハーフの14歳の少年が、この東京大空襲を生き抜いた物語。

この本を読んで、石田衣良と言う人のまた違った素晴らしい表現力を改めて感じた、素晴らしい本であった。






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最近読んだ本161。

今回の本は、昨年9月に亡くなられた樹木希林さんの本です。

『一切なりゆき 〜樹木希林の言葉〜』 樹木希林 著 文春新書です。

言わずと知れた女優としての実力は認識していたが、数多くの言葉を残されていたとは、お亡くなりになってから知ったのです。

つい最近も、御主人の内田裕也さんも永眠された。

そして、何気なく久しぶりに入った書店で、この本が目が留まり自然と手に取り、買いたい本の山に乗せてレジへと進んでいた。

先ずはこの本から読んで見た。

一気に読んだ。

とにかく素敵な女性であった。

読めばわかると思う。

まだ著書があるみたいだ。

それも読んで見ようと思った。

『女はつよくていいんです。』と言っている。

『しっかり傷ついたりへこんだりすれば、自分の足しや幅になる』とも言っている。

いやはや 参った。






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