2023年12月

2023年12月27日

最近読んだ本120。4

今回の本は、『トヨトミの野望』梶山三郎著 小学館文庫です。

今更ながらですが、この本3シリーズ買ってみました。
本屋さんに平置きされている時には、よくあるト〇タ自動車の企業小説的な物かなと思っていて、
読む気はしなかったのですが、なんだかんだでシーズン3まで出ているので、試しに読んで見たと言う訳です。

率直な感想として、まさにこれは事実なのかなと思わせる面白い本で、一気に読み終えました。
内容もドラマにしやすいとは思いますが、如何せん内容が天下のト〇タ自動車ぽいのなので、スポンサー的に実現できるかなと、勝手に思ったりしています。

中々どうして面白い一冊でした。

トヨトミの野望 (小学館文庫)
梶山三郎
小学館
2019-10-04



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2023年12月05日

最近読んだ本119。3

今回の本は、『元・陸上自衛隊特殊作戦群医官が、雪国にいったら毎日が医療ドラマみたいだった件。』渡邉 覚文 著 クロスメディア・パブリッシング。

何気なくネットで見てポチして買った本です。
「へき地医療」に携わっている著者が、北海道と言う場所で限られた医療資源の中で、一人でも多くの人を助けるべく、古墳奮闘する実話です。

初めてえりも町に赴任し7年、いろいろあって安平街に開業をした。

地域医療と予防医療を、新たな地で挑戦する事になった先生。

田舎は田舎の地域行政との関係や政治的な事も関係していたみたいです。

「へき地医療」を自ら進んでやって行こうとする彼の志に、尊敬と感動を覚えました。

私も最近、かかりつけ病院の先生が、病院から辞めてしまって、とてもかなりがっかりしてしまった経験があるのです。
その先生は、やはり地方での「へき地医療」に携わっていた方で、患者に対しての寄り添い方がとても素晴らしく、この先生だったら安心して任せられると思える素晴らしい医師でした。

後任の先生とのギャップがかなりあって、なかなかそこまでの医者はいないと実感しました。

北海道と言う広大な土地での苦労も、しっかりリアルに描かれています。

面白い本と言うより、「へき地医療」とは何ぞや?

これだけでもしっかり知っておくべきでしょう。

国も地方自治体も、正確な「へき地医療」の実態を理解して、政治をしてもらいたいと切に願うのです。




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